クラウド部門発表。誰でもクラウドワークフローを導入できる時代へ[PRONEWS AWARD 2023] Vol.05

TOMODY「WRIDGE LIVE」フリートライアル版サービス開始

2023年12月21日よりフリートライアル版の提供を開始。正式リリースはこれからだが、特別に本部門のノミネート製品とした。現場からの複数配信映像に、クラウド経由で遠隔からの操作を実現するサービスで、撮影現場までの機材輸送や結線の時間、労力、コストの削減が可能になる。遠隔から配信現場のPTZカメラ等の操作に対応し、専用スマートフォンアプリ「WRIDGE CAM」を用いれば、スマートフォンだけで現地からのLive配信ができる。NDIやXC Protocolに対応したカメラでは詳細な設定・操作が可能としている。

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ATOMOS「ATOMOS Cloud Studio」 各種CtoCに対応したサービス開始

クラウドからデバイスを認識する機能とクラウドで収録したビデオやストリーミングの送信先を設定できるセットアップポータルだ。Atomos Cloud Studioにはデスティネーションと呼ばれる行き先を定義する項目があり、YouTubeやTwitch、Dropboxなどの選択肢が可能。その1つとして最近話題のFrame.ioにも対応する。NINJA V+とNINJA V、SHOGUNは、ハイクオリティなオリジナルファイルと、プロキシファイルを同時にSSDに記録が可能で、プロキシファイルは自動的にFrame.ioに転送されて、いろいろな人たちと共有できる。アプリケーションがなくてもスマートフォンのブラウザで確認可能。プロキシファイルはダウンロード可能で、プロキシで完パケを先行して作り、Frame.ioに上げてクライアントでディレクターなどと確認のやり取りできる。OKとなった段階でハイレゾオリジナルファイルをリンクさせることで、オリジナルコンテンツを効率よく制作できるのは便利だ。