クラウド部門発表。誰でもクラウドワークフローを導入できる時代へ[PRONEWS AWARD 2023] Vol.05

アドビ「Frame.io」IBCでメジャーアップデート公開

IBC 2023の会期に合わせて、放送から企業ユーザーまでの様々なFrame.ioユーザーを対象としたレビューおよび承認ツールを強化した。「Comparison Viewer」を使い、動画、オーディオ、写真、デザインファイル、PDFアセットを並べて表示できるようになった。Frame.ioとCreators’ Cloudのすべてのユーザーは、同じタイプのアセットを2つ並べて比較しながらコメントや注釈の追加が可能になった。また、Atomosの新製品Ninja/Ninja UltraのCamera to Cloudに対応。Atomos CONNECTモジュールとの組み合わせにより、撮影チームは高品質の10bit 4K H.265の映像素材をテイクごとにFrame.ioへの送出が可能となる。

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ソニー 法人向け「Creators’ Cloud」各種サービスをアップデート

クラウド中継システム「M2 Live」

2023年10月から11月にかけて、Creators’ Cloud各種サービスのアップデートを公開した。A2 Productionカスタマイズソリューションは、「音源分離サービス」「音声認識サービス」「盛りあがり編集」など、音声解析を中心とした解析サービスを追加。クラウド中継システム「M2 Live」は、最新バージョンのV1.2の提供を開始。V1.2では、「収録映像のスロー&リプレイ機能」、「各入力ストリーミング信号の収録機能(ISO収録機能)」に対応する。クラウドカメラポータル「C3 Portal」は、SRT形式のストリーミング入力に対応。ソニー製カメラやサードパーティ製エンコーダーからのストリーミング映像の、複数系統ファイル収録に対応した。