企業研究で押さえたいポイントを紹介

この見出しでは、まず企業研究をする上で押さえるべきポイントをご紹介します。

どの企業研究においても、以下の4点は必ずチェックしましょう。

調べたことは、企業研究ノートやExcelなどのシートにまとめておくと便利です。

企業概要

まずは、その企業の基本情報を調べることから始まります。

下記の内容が基本情報となります。

・企業の正式名称

・企業理念

・企業の沿革

・社長の名前

・設立年数

・従業員数

・資本金

・売上金

・事業拠点

このような情報は基本的に会社HPに記載されており、目を通すことでその企業の全体像が見えてきます。

自分の働きたい条件なのか、歴史のある大企業か、チャレンジのできるベンチャー企業なのか、全国展開か単一拠点など、自分に合った企業を探す上で重要な情報になります。

事業内容

企業の特徴の中でも最も大事になるのが「事業内容」です。

特に、商品(サービス)・顧客・業態、この3つをしっかり確認しておきましょう。

企業HPに具体的に何をしているのかが記載されているので、ビジネスモデルや強みを理解しておきましょう。

漠然とイメージしていたビジネスの流れが理解できるようになり、どのようにして利益を出しているのかが分かります。

また企業側は利益に貢献できる人材を求めているので、そのような視点から自己アピールをすることもできます。

社内制度

実際に入社したことを考えると社内制度もきちんと見ておかなければなりません。

特に下記の項目は確認しておくと良いでしょう。

・休暇制度

・教育(研修)制度

・評価/昇給制度

・手当制度・福利厚生制度

社内制度はその企業が社員を想っているかが表れます。

例えば、会社独自の休暇制度があればワークライフバランスを大切にしていると考えられ、研修制度が充実していれば社員育成に力を入れていると考えられます。

社内制度を確認することで企業の方針や社風の理解に繋がるでしょう。

採用情報

採用情報を確認することは当たり前ですが、進む企業を決める際の重要な項目となるので、一つ一つしっかり確認することが必要です。

・募集職種

・初任給

・勤務地

・採用人数

・選考の流れ

以上の5項目は必ず確認しましょう。

これらの情報は自分が希望する条件とすり合わせることができ、企業選択の際に役立ちます。

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【基礎編】企業研究のやり方

企業研究でおさえるべきポイントを理解したところで、次にそれらをどのようにチェックするのかという、具体的な企業研究のやり方をご紹介します。

様々な方法があるので、使えるものはすべて使い、志望企業への理解を徹底的に深めましょう。

企業のHPを隅々まで読む

必ずやるべきことは、企業公式HPを隅々まで読むことです。

企業の概要や大まかな業務内容は、就活情報サイトに記載されているかもしれませんが、今後の展開や具体的な業務内容などの細かい情報は載っていないことが多いので、必ず企業HPを読みましょう。

企業HPには、代表の言葉や企業理念、設立からの沿革など、企業研究において重要な情報が記載されているので、隅々まで読んでおくと良いでしょう。

本を読んで情報を集める

書店や通販サイトには、企業研究をするうえで役立つ本が多く販売されています。

その中には、企業で代表を務める方が出版している本もあり、それらの本から企業について知ることもできます。

企業研究をする上でおすすめは「就職四季報」と「業界地図」です。

多くの企業が掲載されており、企業ごとの基本情報はもちろん、その企業が「業界内ではどのような立ち位置にあるのか」や「同業他社との比較」なども記載されているので、企業研究にもってこいの本です。

就職情報サイトを利用する

就活情報サイトには、多くの企業が掲載されており、比較を簡単に行うことができます。

またその企業と関連する(近い)企業も掲載してくれるので、多くの企業と出会うことができます。

スマホがあればどこでも利用することができるので、通学などの時間で企業研究をすることができるというのもメリットの一つです。

扱っているサービスや商品について調べる

実際に企業が扱っているサービスや商品について調べると、より深い層まで企業研究することができます。

サービスや商品を調べることで、ターゲットや広告方法、販売経路など、その企業のビジネスモデルを具体的に理解することができるので、面接の際に深掘りをされても対応することができます。

この方法の理想は、そのサービスや商品を利用することです。

実際に使用した感想などのエピソードを話せると、熱量をアピールすることができます。

会社やOB・OG訪問をする

企業HPや本を読むだけでは、実際の会社の雰囲気を感じることは困難です。

そこで現場の方の声や会社の雰囲気を手に入れるためにOB・OG訪問をすることが望ましいです。

OB・OG訪問では、文字では得ることができない雰囲気や貴重な情報を手に入れることができます。

いくらやりたいことや待遇が良くても自分に合っていない企業は長続きしないので、自分に合うかを直接体感できる時間になるでしょう。

企業HPなどで得た情報から疑問に思う箇所があった場合、OB・OGに質問するのもおすすめです。