●2.米国株 : NYダウなど主要株価指数が「弱気」となり上昇支持線を下回る

 1)NYダウなど主要株価指数は上昇支持線を下に抜き「弱気」をみせた
  ・NYダウの推移
   3/28   39,807ドル
   4/04   38,596
   差引  ▲1,211ドル下落
   4/95に+307ドル反発上昇したが、上昇支持線まで追いつかず。

 2)同様に、SP500株価指数とナスダック総合株価指数も、上昇支持線を下回って推移している。

 3)フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は米主要株価指数を牽引してきたが、先行して、株価指数を切り下げている。

 4)したがって、当面の米国株買いには、慎重なスタンスが目立つと思われる。
  ・米国株上昇を担ってきた主要7枚柄の中から脱落が目立ち、4銘柄に減少。

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●3.FRBの2幹部、インフレ上振れリスクを指摘し、利下げ転換に警戒発言(ロイターより抜粋

 1)ボウマン理事、「複数の上振れリスクが存在し、利下げが適切になる段階にはまだ達していない」と述べた。「インフレの鈍化が停滞、もしくは再加速した場合は、政策金利引上げの必要が出てくる可能性がある」とも語った。

 2)ダラス連銀ローガン総裁、「利下げについて検討するのは時期尚早だ」と明言。