ビットコイン(BTC)FXや先物・オプション取引の仕組みを徹底解説!取引所は国内と海外どっちがベスト?

ビットコイン・オプション取引とは?

オプション取引とは、将来のある時点において、対象となる資産を決められた価格で買う権利(コールオプション)あるいは売る権利(プットオプション)を取引する金融派生商品のひとつです。

ここでも具体例で考えましょう。

下記の条件のコールオプションを購入するとします。

  • 原資産:BTC/ドル
  • ストライク:5,000ドル
  • 満期日:1ヶ月後
  • オプション価格:200ドル

では、1ヶ月後にBTC/ドルの価格が5,500ドルになったとします。

ここでコールオプションを行使すると、利益は次のようになります。

5,500ドル – 5,000ドル(ストライク価格) – 200ドル(オプション価格) = 300ドル(利益)

今度は1ヶ月後にBTC/ドルの価格が4,500ドルにまで下がってしまったとします。

このときはコールオプションを行使しなければ、200ドル(オプション価格)のみが最終損失になります。

ビットコイン・オプション取引の損失関係

ビットコイン・オプション取引の損失関係を以下の図にまとめました。

オプション取引は、コールオプションあるいはプットオプションを「売る」ときに、利益が限定され、損失が実質無限になります。

ただ実際は、原資産価格がマイナスになることはありません。

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先物取引・オプション取引ができるのは海外取引所のみ

ビットコインの先物取引やオプション取引は以下の取引所で行うことができます。

  • バイナンスJEX(Binance JEX)
  • シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)
  • バックト(Bakkt)
  • デリビット(Deribit)
  • レジャーエックス(LedgerX)
  • オーケーイーエックス(OKEx)

見てわかる通り、日本国内の仮想通貨取引所では「先物取引」のサービスが提供されていません。

そのため、どうしても先物取引を始めたい場合は海外取引所を利用することになります。

ただ、日本在住では口座開設できなかったり、もしくは利用できても途中で日本からの利用を制限されたりする可能性があります。

海外取引所で取引を始める方法についても説明しますが、このように使えなくなるリスクがあることは覚えておきましょう。