ビットコインFXおすすめ取引所
ここでは参考として、ビットコインFXをするときにおすすめの取引所を国内・海外から挙げておきます。
bitFlyerのビットコインFXですが、「Lightning FX」という名称で知られています。
取引高も多く、操作も簡単で、カスタマイズもしやすいという特徴があり、初心者から上級者までオススメすることができます。
レバレッジ倍率は最大2倍で、24時間365日取引をすることができます。
他にもSBI VCトレードでは、レバレッジ手数料が安く、長期でのポジションを持つ方にはオススメです。また日本円がなくても保有している暗号資産を担保にショートから入ることもでき、使い勝手の良い取引所だと思います。
海外取引所を用いるのならば、有名なバイナンス(Binance)でもビットコインFXを行うこともできます。
こちらは最大125倍というレバレッジ倍率になっており、ゼロカットシステムも導入されています。
バイナンス(Binance)も今や海外取引所の老舗と言えるほどにはなりましたが、昨今では日本の金融庁から警告された事例もありました。
日本人がサービスを利用できなくなる可能性もありますので、もし利用したいと考えるのであれば、その点は注意しておきましょう。
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ビットコイン先物取引とは?
先物取引とは、将来のある時点(限月/げんげつ)における売買を、現時点で約束する取引のことです。
株や為替にあった仕組みをビットコインを用いて行うものが「ビットコインの先物取引」となるのです。
その仕組みを解説していくこととして、まず下記のような条件があるとします。
- 1BTCの価格 = 50万円(現在)
- 限月 = 1ヶ月後
Aさんは、1BTCの価格が1ヶ月後に上がっていると予想しました。
そこで、現時点の価格である50万円で、限月である1ヶ月後に1BTCを購入することを約束します。
この購入注文を「ロングポジションを取る」または端的に「ロング」と言います。
対してBさんは、1BTCの価格が1ヶ月後に下がっていると考えています。
そのため、現時点価格の50万円で1ヶ月後に1BTCを売却することを約束します。
今度は売却注文になるので「ショートポジションを取る」または「ショート」と、先ほどのロングとは逆の言葉で表されます。
それでは、1ヶ月後の価格によって、損益はどのように変わるのかを見てみましょう。
1BTCの価格が55万円になった場合は次のようになります。
- Aさん:55万円-50万円 = 5万円(利益)
- Bさん:50万円-55万円 = -5万円(損失)
逆に、1ヶ月後に1BTCの価格が45万円になる場合はこのように変わります。
- Aさん:45万円-50万円 = -5万円(損失)
- Bさん:50万円-45万円 = 5万円(利益)
このように、現在の価格から将来的にどうなるかを予測し、その結果の価格との差額が利益もしくは損失になる取引が「先物取引」というものになります。
ビットコイン先物取引のメリット
ビットコイン先物取引のメリットは、次の2点が挙げられます。
現物取引においては、購入したものを後に別の値段で売却するという「買って売る」の流れになります。
しかし、先物取引の場合は購入できる分の資産があれば、ビットコイン自体を購入しておく必要はありません。
そのため、仮に所有していたとして売ったものを、後で買い戻す「売って買う」という一連の注文を行うことができます。
これがいわゆる「空売り」というものになります。
レバレッジの仕組みはビットコインFXにもありますが、同様の仕組みであることから、片方をもう片方の保険(ヘッジ)として扱うことも可能です。
例えば、ビットコインFXではロング注文をして、先物の方は保険としてショート注文を入れておくことで、利益の出た方を決済して、損失が出ている方は良くなるまで様子を見るという方法も取れるでしょう。
ビットコイン先物取引のデメリット
ビットコイン先物取引のデメリットは、下記2点となるでしょう。
まず、これから相場が自分にとって有利な方向に傾くかもしれないという状況であっても、定められた期限を迎えたときには必ず決済を行わなければなりません。
そのため、利益が微量なものになってしまったり、必要のない損失を一度確定させなければならなかったりということになります。
そして、レバレッジの倍率を高くして利益を得ようとするほど、資金を失うリスクが増加します。
高いレバレッジ倍率で限月を迎えてしまい、大きな損失が確定してしまうこともあるので、ビットコインFXよりもレバレッジ倍率の設定は慎重に行わなければなりません。