主婦が副業を始めるときに意識したいポイント

主婦が副業を始めるときは、ワークライフバランスを崩さないものを選ぶ必要があります。そのために意識してほしい5つのポイントをご紹介します。

ポイント1. スキルや経験を生かす

とくに仕事につながるような資格をもっていない場合、いまのスキルや経験を生かせるものを選ぶのがポイントです。

自分では価値がないと思っていることでも、実は他の人からは価値のあるスキルだと評価してもらえる可能性があります。スキルや経験を生かせる副業なら、準備期間を設けず、すぐに始めることが可能です。

ポイント2. 初期費用を意識する

主婦が副業を始めるときは、初期費用を意識することがポイントです。

副業にはソフトや機材など初期投資が必要な副業もあります。ただし、長期的な視点で回収の見込みがない場合は、高額な初期費用がかかる副業は避けたほうがよいでしょう。

もちろん、回収できる見込みがあるなら問題はありません。始める前に初期費用とともに収入の見通しを立てておくことが大切です。

ポイント3. 時間の融通がきくか確認する

主婦が副業を始めるときは、働く時間が調整しやすいものを選ぶのがポイントです。

小さな子どもがいる場合、突発的な発熱などで働けないときがあります。時間の融通がきく副業なら、育児や家庭とのバランスもとることが可能です。

物販やハンドメイド販売などは自分で働く時間を調整しやすい副業です。業務委託でも、クライアントに相談をすれば納期を検討してくれます。ただし、ふだんから納期を守ることを徹底するなど信頼関係を築いておくことが大切です。

ポイント4. 周囲の理解を得る

在宅で副業をするなら、家族の理解は必須です。

副業は作業をする場所や時間などを確保しなければならないため、少なくとも家族に影響します。とくに納期が定められているものだと、家族がいるときに働くことも考えておかなければなりません。

理解を得ないまま始めると、副業の継続がむずかしくなります。始める前にどのような副業をするのか、作業時間や作業場所の確保についてしっかりと話し合って理解を得ておくことをおすすめします。

ポイント5. 勤務先は副業を認めているか確認する

正規・非正規を問わず、副業や掛け持ちを禁止しているところがあります。隠れて副業をする方法もありますが、副業禁止の会社でばれると就業規則違反となり、懲戒解雇のリスクがあります。

あとから大ごとにならないためにも、副業を認めているか確認をしておくことが大切です。禁止されている場合でも、「同業者以外ならOK」となっているケースや副業で得られるメリットをアピールすることで承諾を得られる可能性もあります。

副業禁止は憲法違反!? 副業禁止が認められるケースと、副業がバレたときの対処法【弁護士監修】

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主婦が安全な副業案件を選ぶためにチェックしたいポイント

主婦向けの副業は多数ありますが、副業目的の詐欺も少なくありません。安全な副業案件を選ぶためにチェックしてほしいポイントをご紹介します。

ポイント1. 応募先の信頼性

主婦が副業を選ぶときはどのような会社が募集してるのか、会社の実態を確認することが大切です。応募前に会社名で検索をして会社概要などを確認し、同じ仕事を請けた人がいればレビューもチェックするなど信頼できる会社か確認してください。

SNSでは、よく「○○募集」というハッシュタグで募集が出ていますが、なかには詐欺まがいの案件も少なくありません。副業をする人の増加にともなってトラブルに遭う人も増えているようで、消費者庁もかんたんに稼げる副業は存在しないと注意喚起※をしています。

会社の実態が把握できない案件や、レビューがあまりにもひどい案件への応募は避けたほうがよいでしょう。

(参考:消費者庁 SNSなどを通じた投資や副業といった「もうけ話」にご注意ください!

怪しい副業の見分け方については下記の記事でも解説しています。

スマホでできる安全な副業ランキング15選【100名アンケート調査】 “怪しい副業の見分け方”も解説

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ポイント2. 仕事内容・進め方

どのような仕事をするのか、事前に仕事内容を確認してください。作業範囲が明確に記載されていない場合、追加報酬なしで修正や追加作業を求められるケースがあります。

業務委託が慣れているきちんとした会社の依頼なら、こちらが何もいわずとも追加報酬を支払ってもらえることもありますが、すべての会社がそうとは限りません。慣れていない会社だと、同じ報酬のまま作業量だけ増えてしまうケースもあるため、仕事内容と進め方についてはしっかり確認をしておきましょう。

ポイント3. 報酬

未経験者や初心者向けの副業は、最低賃金を大幅に下回るような案件も少なくありません。経験がないために引き受けがちですが、相場を大きく下回る案件には応募しないことが大切です。

また、報酬が支払われるタイミングは仕事をする前に確認しておきましょう。下請法が適用される業務の場合、成果物納品後60日以内の報酬の支払いが定められています。安全な副業を選ぶためには、こうした法律などの理解も必要です。

厚生労働省では「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表しています。安全な副業案件を選ぶためにもぜひ参考になさってください。

安全な副業を探すには下記の記事もおすすめです。

安全なおすすめ副業ランキング22選【副業専門メディアが厳選】

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