7.投資信託のデメリット
一方で、投資信託にはデメリットがあることに留意する必要があります。*4
1. 元本が保証されていない
投資信託の投資先となる株式や債券の価格は、国内外の政治・経済情勢や企業の業績、外国通貨との為替相場などによって変動します。預貯金と異なり、投資信託は元本保証ではないので、場合によっては購入時の価格よりも値下がりしてしまうリスクがあります(図5)。
図5 投資信託における主なリスク
(出所「投資信託とは?」三菱UFJ信託銀行)
関連コラム:【初心者向け】サクッと学ぶ!資産形成の基礎知識 2.投資のリスクを知ろう!
2. 手数料がかかる
投資信託は、商品購入時に購入時手数料、保有期間中には運用管理費用、換金時には信託財産留保額など様々な手数料がかかります(図6)。*1
商品によって手数料額は異なるので、商品を選ぶ際はどのくらい手数料がかかるのか、しっかり確認しましょう。
図6 投資信託のコスト
(出所「投資信託のはじめ方」三菱UFJモルガン・スタンレー証券)
関連コラム:投資をする際には「手数料」に要注意|商品ごとの傾向や着眼点などを解説
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8.目的に合った投資信託を選ぼう
投資信託は商品よって期待される収益やリスクが大きく異なります。
仕組みやリスクなどを知り、投資の目的・ライフプランに合わせて商品を選ぶようにしましょう。Money Canvasでは、つみたてスタイル診断にて、ご自身の考えにあわせた投資信託の組合せも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
出典
*1 三菱UFJモルガン・スタンレー証券「投資信託のはじめ方」
*2 全国銀行協会「詳しく知ろう!投資信託」
*3 投資信託協会「投資信託の基礎知識」
*4 三菱UFJ信託銀行「投資信託とは?」
(Money Canvas)