ここが面倒くさい! 最大2万円給付の「マイナポイント第2弾」6つのポイントを解説

【2】申し込んだだけではキャッシュレス決済の5,000ポイントを満額はもらえない!

そもそも、“マイナポイント”というポイントは存在しません。あくまでも、申し込んだPayPayやSuicaといったキャッシュレス決済事業者が発行するポイントが付与されるだけです。

たとえば、楽天ペイなら楽天ポイント。PayPayならPayPayポイントが付与されるのですが、ただ、マイナポイントを申し込んだだけでは何ももらえません。

マイナポイントはICチップを読み込めるおサイフケータイ(NFC)対応スマホがあれば、自宅に居ながらすぐに申し込めるが、それだけではポイントはもらえない

マイナポイントは、申し込んだキャッシュレス決済サービスを利用した金額の25%が還元される仕組みなので、最初に2万円を一気にチャージするか、トータルで2万円分の買い物をしないと最大5,000ポイントはもらえないのです。

とくに、クレジットカードの場合は買い物の支払いをするたびに25%ずつポイント還元されるので、満額の5,000ポイントをもらうには期間内に2万円以上使わないといけません。

これに対し、スマホ決済サービスの「au PAY」などでは一気に2万円チャージすると、その場ですぐに満額の5,000ポイント(25%)がもらえるようになっています。具体的な手順はこちらの記事で確認してください。

なお、マイナポイントの申し込みはスマホやパソコンでできるほか、役所や郵便局、コンビニのATMやマルチコピー機、携帯キャリアショップ、家電量販店などに専用端末が設置されています。

ローソンのマルチコピー機でのマイナポイントの登録方法についてはこちらの記事が参考になるでしょう。

スマホがNFC非対応の場合は、セブン銀行ATMやローソンのマルチコピー機(写真)、郵便局やみずほ銀行、家電量販店、携帯キャリアショップなどに設置された専用機で申し込むことも可能

また、セブン銀行ATMでマイナポイント申し込み方法はこちらで解説していますので参考にしてください。なお、現在セブン-イレブンのマルチコピー機ではマイナポイントの申請はできなくなっています。

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【3】NFC対応スマホでないと申し込めない場合がある!

マイナポイントの申し込みは、パソコンやNFC(おサイフケータイ)対応スマホ、セブン銀行ATM、ローソンのマルチコピー機など、複数の手段で簡単に申し込めるようになっています。

しかし、マイナポイント対応キャッシュレス事業者のなかには、セブン銀行ATM、ローソンのマルチコピー機に非対応だったりする場合もあるので、事前に「マイナポイント事業」の公式サイトで確認しておきましょう。

●マイナポイント「決済サービス一覧」は→こちら

なかには、楽天ペイのように、NFC(おサイフケータイ)対応のスマホ以外では、申し込みができない場合もあります。

なお、同じ楽天グループでも、楽天カードや楽天Edyに関してはそのような縛りはなく、セブン銀行ATMやローソンのマルチコピー機などから簡単に申し込むことが可能となっています。

(Image:mynumbercard.point.soumu.go.jp)

同じスマホ決済アプリでも、PayPayがほとんどの申し込み方法に対応しているのに対し(写真左)、楽天ペイはNFC対応スマホでしか申し込めないようになっている(写真右)(画像はマイナポイント公式サイトより転載)