ガントチャートのメリットとデメリット

メリット2つ

プロジェクトの全体像が把握できる

プロジェクトの計画段階や開始時だけでなく、日々の進捗管理の全体像も把握できるため、当初の計画と実際の進捗具合との差異がわかりやすくなります。

チームメンバーとの共有で認識のズレが減る

作業工程ごとのスケジュールやタスクの担当者を可視化できます。よってメンバーとの共通の認識が生まれることで情報の相違が減ります。

デメリット2つ

進捗の変化が起こりうる

プロジェクトやタスクを進めていく中で必ずしも計画通りにいくわけではないため、進捗の変化に素早く対処できない可能性があります。

ガントチャートのみは工数が把握しづらい

プロジェクトを進める上でタスクを仕分けしてガントチャートに表示させますが、細かいタスクは各々の判断になってしまうため、細かいタスクの工数などが把握しづらいです。

(広告の後にも続きます)

ガントチャートの作り方と使い方

作り方

ガンチャートの作り方の流れ

プロジェクトのタスクとサブタスク作成

ガントチャートの中で最も重要なタスクの作成です。プロジェクトのゴールから逆算してタスクとそのタスクの中にあるサブタスクを作成しましょう。

タスクを階層分けに作成しておくとガントチャートに記入する際に楽になります。

タスク毎の時間配分作成

タスクを作り終えたら次に重要な時間配分です。それぞれのタスクにどのくらいの時間を要するか現実的に考えましょう。

必ずしも順調に進むとは思わずに、遅延や停滞があることを踏まえた上で考慮すると生産的なガントチャートが作成できます。

ツールを利用してガントチャート作成

タスクと時間配分が決まったところでガントチャートの表作成に入ります。自分で作成する場合は、エクセルやGoogleスプレッドシートがおすすめです。

Googleスプレッドシートは下の方にあります。

チームメンバーにタスクなどを割当

ガントチャートの表にタスクや時間配分などの割り当てをして完成させたら、最後にチームメンバーを割り当てて完成です。

使い方

進捗状況やスケジュールの更新

作業内容と予定期間を把握し作業を進めていきます。担当のタスクが完了するとスケジュールの更新を行っていきます。

タスクが未着手か着手中か完了済みなのか進捗情報を更新することで、メンバーが早く取り組めたり具体的な%で把握できます。

遅れがないか確認

プロジェクトの各作業の進捗を一目で把握できるため、計画や予定との遅れがないかどうか確認できます。

遅れが早めにわかれば、計画に大きな支障をきたす前に対処できます。