グラフィックデザイナーの新卒採用の現状と対策
早速、グラフィックデザイナーの新卒採用についてお伝えします。
グラフィックデザイン業界の新卒採用の傾向
株式会社リクルート就職みらい研究所によると、2023年卒業の一般大学生内定率は96.8%と前年度と同水準と報告があります。
ところが、美大芸大就活ナビを利用した23年度の卒業生にアンケート実施調査が行われた結果、クリエイティブ職に就職したのは69.1%でした。
就職先で人気の広告代理店は実は、需要が減っています。
その背景にはデジタル化が進んでいることがあり、広告代理店に頼らずともデジタル広告を自社で運用や分析をすることが可能になったことです。
デザイナーの中でもダントツに人気なのがグラフィックデザインのお仕事ですが、需要と供給がマッチしていない現状もあるのが理由の一つでしょう。
とはいえ、広告代理店の年収は一般企業に比べると高いこともあるので、新卒で入社するにはどうしたらいいのか対策する必要があります。
では、自己PRと就職の面接対策についてお伝えします。
自己PRと面接対策:クリエイティブな職業への道己PRと面接対策
就職の難関である自己PRと面接に挑むために心がけることをお伝えします。
面接で主に聞かれるのが、あなたの作品についてです。
ポートフォリオの世界観の統一やアイデアをアピールすることができる唯一の場でしょう。
その中より、優れた作品を1点プレゼンをする機会がある場合、次のことに気を付けてみてください。
・どんな人に向けたデザインしたのか
・制作の過程で特にこだわったこと
・自分のデザインの強みまたは弱み
・出来上がった後に思った、本当は取り入れたかったこと
緊張して人前で話すのが苦手な人でも、あなたのデザインへの熱量は面接官に伝わります。
さらにいえば、クリエイティブ職はチームで作り上げていくことが多く、周りへの配慮や関係性を深めたエピソードがあると協調性のアピールにつながるでしょう。
作品への情熱を伝えるのとともに、会社でどのように活躍できるのかを面接官へ伝えることも必要ですね。
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新卒グラフィックデザイナーとして成功しよう!
今まで、グラフィックデザイナーになるためにたくさん勉強してきたはずです。
ですが、クリエイティブ職への就職が狭き門のために諦めてしまう人もいます。
新卒でグラフィックデザイナーとして成功するには、デザインに向き合う姿勢や、制作するチームとのコミュニケーションを取ることが重要になるでしょう。
必ずしも、ポートフォリオだけが優れていればよいということではなく、人間性も見られます。
学生のうちにたくさんのデザインを学び作る楽しさを知り、積極的に就職活動をすることを心がけましょう。
あなたのデザインがたくさんの人に感動を与え、企業のイメージを強めることができるでしょう。
そのチャンスを逃さないように、新卒で就職できることを願っています。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部