スマホの画面サイズは6インチを超えるものが増えてきました。それでも、最近少しスマホの文字が読みづらくなったという人も多いでしょう。とくにシニア層は老眼になる人も多いですし、若い人でも疲れ目による視力低下があるようです。そこで今回は、Androidスマホで文字や画面表示を拡大して見やすくする方法を紹介します。

Androidスマホで文字の大きさを変更して読みやすくする方法

最近、スマホの文字がボヤけて見づらくなったという人はいませんか?

40歳を超えるシニア層は少しずつ老眼になってしまう人も多いですし、若い人でもスマホ画面ばかり見ていると、視力が低下する場合もあるようです。

そのようなときは、スマホの文字を大きくしたり、画面表示を拡大する機能を使ってみましょう。これで、老眼鏡を使わなくて済むかもしれません。

今回は、Androidスマホのやり方を紹介しますが、筆者が使用するのはソニー「Xperia 5」です。ほかの機種では多少操作が異なる場合もあるので、あらかじめご了承ください。

それではまず、表示されている文字を大きくする方法から紹介しましょう。

まず、Androidスマホの「設定」を開き「ユーザー補助」→「フォントサイズ」をタップすると、画面の下にフォントサイズが変更できるスライダーが表示されます。

このスライダーを右側に移動させると、スマホの文字が拡大されるようになっています。サイズは小、標準、大、最大の4種類が選択できますよ(機種によっては3段階)。

ちなみに、AQUOSは「ユーザー補助」のあとに「テキストと表示」という項目が表示されますし、Pixelは設定の「ディスプレイ」から「フォントサイズ」を選択できます。

Androidスマホの文字を大きくする手順(Xperia 5の場合)



まず、Androidスマホの「設定」を開いて(左写真)、「ユーザー補助」をタップします(右写真)



ユーザー補助画面が開いたら「フォントサイズ」をタップし(左写真)、画面下のスライダーを右に動かせば文字を大きくできます(右写真)



左画面が「大」、右画面が「最大」にした状態です。こうして比較してみると、「大」と「最大」でも1.5倍ぐらいは大きくなっているのが分かります



文字の拡大設定が完了したら、最後に画面左上の「←」をタップすればOKです

日本メーカーのAndroidスマホやGoogle公式スマホのPixelシリーズなどは、今回紹介した手順で文字を拡大できますが、中国製のAndroidスマホはAndroid OSそのものを大きく改造していることがあります。

たとえば、OPPO Reno5 Aの場合はAndroid OSを独自に「ColorOS」と名乗るほど大幅に手が加えられているため、フォントと表示サイズの変更方法が違いますのでご注意ください。

Androidスマホの文字を大きくする手順(OPPO Reno5 Aの場合)



まず、設定画面から「パーソナルカスタマイズ」を選択し(左写真)、次の画面では「フォント&表示サイズ」をタップしましょう(右写真)



すると、画面下に「フォント」と「表示サイズ」を変更するスライダーが表示されます(左写真)、スライダーを右に動かすと上部のサンプル画面が大きくなるのが確認できるので、よきところで「適用」を押しましょう(右写真)

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画面の表示サイズそのものを大きくすることも可能

文字のサイズが変更できても、アイコンなどが小さいままだと、誤タップしたりすることもありますよね。

そのようなときには、画面の表示サイズそのものの大きさを拡大してしまいましょう。

まず、Androidの設定を開き「ユーザー補助」→「表示サイズ」をタップするとフォントサイズの変更のときと同じように、画面の下にスライダーが表示されます。

表示サイズを大きくするにはスライダーを右へ、小さくしたいときは左へ移動させればOKです。

表示サイズを決めたら、画面左上の「←」をタップして元の画面に戻れば設定完了です。

Androidスマホの表示サイズを大きくする手順(Xperia 5の場合)



スマホの設定画面から「ユーザー補助」→「表示サイズ」をタップ(左写真)。画面下のスライダーを動かして表示サイズを大きくしましょう(右写真)



左画面が「大」、右画面が「最大」のときの表示です。両者を比較すると。文字だけでなくアイコンも一回り大きくなっているのが確認できます



表示サイズの設定が完了したら、画面左上の「←」をタップすれば確定します



Webブラウザ画面で表示サイズを比較してみましょう。左から「大」「特大」「最大」となります。ロゴや写真、文字サイズもすべて大きくなっていることが分かりますよね