キーボードメインの人は使いにくく感じることも……

実際にロジクールのタテ型マウス「MX VERTICAL アドバンスエルゴノミックマウス」を使ってみると、確かにパソコンの作業をマウスメインに使うデザイナーなどであれば、長時間持っても手が痛くなったり疲れることが少ないと感じます。

しかし、筆者のようにキーボードによる文字入力をメインに使う人の場合は、少々話が違ってきます。

キーボードをメインで使う場合は、マウスへの手の移動が頻繁に起きるわけですが、普通のマウスはスムーズに手を移動できるのに対し、タテ型マウスは高さがあるので、どうしても余計な動きが必要になってくるのです。

キーボードからマウスへ手を移動させるとき、タテ型マウスは高さがあってスムーズに移動できません(上写真)。筆者は普通のマウスのほうが、むしろ楽に感じました(下写真)(筆者撮影)

もし、キーボード作業がメインで、タテ型マウスが今イチしっくりこないという人には、同じロジクールの「ERGO M575ワイヤレス トラックボール」(価格は7,370円)のほうがいいかもしれません。

こちらは通常のマウスに似ていますが、青いトラックボールを親指で操作するシステムなので、マウス本体をあまり動かさなくてもいいのが特徴です。

こちらも人間工学に基づき前腕筋の活動を20%も軽減できるとされているので、きっと肩への負担も少なくなるでしょう。

独特のトラックボールの操作には好き嫌いがあるでしょうが、マウスをあまり動かさなくていいので、狭いデスクで重宝されているのです。

もちろん、キーボードからマウスに手を動かすときも、普通のマウス同様非常にスムーズに移動できますので、筆者のようにキーボードをメインで使う人は、ERGO M575ワイヤレス トラックボールのほうがオススメになります。



こちらがロジクール「ERGO M575ワイヤレス トラックボール」。青いトラックボールを親指で動かす仕組みで、マウス本体をあまり動かさなくてもいいのが特徴です(筆者撮影)



トラックボールタイプは、キーボードからマウスへの手の移動もとってもスムーズなので、キーボード操作がメインならタテ型マウスよりもしっくりくるかもしれません(筆者撮影)

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まとめ

いかがでしょうか? 今回紹介したロジクールのタテ型マウス「MX VERTICAL アドバンスエルゴノミックマウスサイズ」は、マウス操作をメインにパソコンを使う人にオススメできます。

最初は違和感がありますが、慣れてくると確かに手が楽なので長時間の使用でもあまり痛くなったりしないでしょう。

ちなみに、今回紹介したロジクール「MX VERTICAL アドバンスエルゴノミックマウスサイズ」のサイズは高さ78.5×幅79×奥行120mmと大きく、割と手の大きい人向けです。

もし、女性や手が小さい人は、MX VERTICALより22%サイズダウンされたロジクールのタテ型マウス「エルゴノミック マウス LIFT M800GR」のほうがフィットするでしょう。



こちらがロジクール「エルゴノミック マウス LIFT M800GR」。MX VERTICALより22%サイズダウンされているので、女性や手が小さい人向けです(画像はAmazon公式サイトより転載)

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ただし、筆者のようにキーボード中心に作業をする人なら、ロジクール「ERGO M575ワイヤレス トラックボール」のほうが使いやすいかもしれません。

いずれも、マウスとしては高額な商品ですので、パソコン専門ショップなどでサンプルを実際に触ってみてから決めることをオススメします。

一口にマウスといっても、さまざまなタイプがあります。長時間パソコンで作業するなら自分が使いやすく疲れにくいものを選びましょう。写真右からノーマル、タテ型、トラックボールとなります(筆者撮影)

By OTONA LIFE