ジャニーズ事務所の元タレントで元副社長の滝沢秀明氏が1月15日、NFTコレクション「Volcano Adventure Club」のリリースを発表した。タレント時代に訪れた火山の噴火口の写真のNFTで、滝沢氏自身が撮影したものも含まれる。

発売するNFTは、バヌアツ共和国のベンボウ山やマラム山など、いずれも滝沢氏がこれまでに訪れた火山で、1000度を超える真っ赤な噴火口や、火山ガスで真っ赤に染まった夜空、防御服に全身を包んだ滝沢氏がガッツポーズをする様子などの10種類。各10枚を大手NFTマーケットプレイスOpenSeaで提供する。価格は0.9イーサから。また、NFTの商業利用は認めない。

滝沢氏はタレント活動の中で、NHKの火山探検番組などに出演している。大学などの研究機関のチームの一員として多数の火山に上り、世界の5大溶岩湖のうち4カ所を訪れるなど、火山探検家としての顔も持っていた。ジャニーズ事務所退所後に開設したTwitterやインスタグラムのアカウントのプロフィル画像にも、NFTとして発売しているベンボウ山の噴火口に立つ自身の写真を使用している。

コレクション内の火山には、現在は溶岩が冷えてなくなっている山も含まれている。滝沢氏はVolcano Adventure Clubのサイトで「火山登山の準備には約1~2年かかる。具体的なプランはまだ決まっていないが、このプロジェクトを一歩ずつさらに掘り下げていきたい。私は冒険者だ」と記している。