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暗号資産ウォレット「MetaMask」は1月13日、Portfolio Dappで新しくイーサリアムのステーキング機能を始めたと発表した。Lidoと Rocket Poolで提供する。

新機能は、暗号資産のステーキング金利を受け取りながら、ステーキング証明トークンを運用できる分散型金融(DeFi)の仕組みになるという。LidoとRocket Poolでイーサリアムをステークすると「stETH」「rETH」を受け取ってレンディングの担保にし、分散型取引所などで運用できる。ユーザーは多様なリキッドステーキングプロバイダーから、報酬率やネットワークコントロール、人気などで比較して、ステーキングしたいプロバイダーを選べるようになる。

新機能はMetaMaskの Portfolio Dappから、ブラウザとアプリで利用できる。交換機能のMetaMask Swapsを通じ、代替資産を即座にイーサに交換することもできる。Lidoはソラナやポリゴン、ポルカドットなどのステーキングにも対応する。

MetaMaskのシニアプロダクトマネジャー、Abad Mian氏は、MetaMaskのユーザーから好きなセルフウォレット内からステーキングをしたいという要望があったことを明かし「MetaMask Portfolio Dappを通じたステーキングを可能にすることで、ユーザーにステーキングプロバイダーとの便利なアクセス方法を提供する」とコメントしている。