夕張市農業協同組合(JA夕張市)とWeb3プロジェクトチームのMeTownは、同市の特産品である夕張メロンの作り手を支えるプログラムである夕張メロン「デジタルアンバサダー」の会員証になる「夕張メロンNFT」の一般販売を、1月21日から始める。

高級品として知られ贈答品などとしても愛される夕張メロンは、生産者の高齢化などで生産量が減少傾向にある。デジタルアンバサダーは市公認のプログラムで、会員になると活動拠点になるオンラインコミュニティーや、収穫祭などアンバサダー限定特典に参加できる。

夕張メロンNFTは、現物の夕張メロン1玉の引換券と、2023年度の夕張メロンのデジタルアンバサダーになれる権利、NFTアーティストの4ge氏によるデジタルアートをあわせたデジタル会員証。コレクションは888個が発売される。14日に行われた事前登録者限定のプレセールでは、先行販売枠の105個が2時間で完売している。

一般販売では、残る783個を1個0.07イーサで販売する。購入上限は1ウォレットあたり20個まで。一部、1万4000円で販売する枠も用意する。

現物のメロンの引き換えは5月末に権利確定し、6月末までに送付先の住所をフォームに入力。有効期限を過ぎると、メロン引換券としての機能は無効となる。