1983年に公開された『ダーティハリー4』は、クリント・イーストウッド主演のアクション映画「ダーティハリー」シリーズの4作目。イーストウッド自らが監督も務め、同シリーズ中最高の興行収入を達成したヒット作である。

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 今回はこの映画から、主人公・ハリー・キャラハンのキメゼリフである「Go ahead, make my day」の使い方を学習しよう。

■映画『ダーティハリー4』のあらすじ

 犯罪と戦うためには法律も無視する刑事・ハリー・キャラハン。彼が犯罪者を捕まえても、裁判所は違法捜査を理由に容疑者を釈放してしまう。とは言え、結果を出すキャラハンを上司はクビにするわけにもいかない。

 ある日キャラハンは、犯罪組織のボスを偽の証拠で脅し、心臓発作で死なせてしまった。困った上司は、ほとぼりが冷めるまでキャラハンに「休暇」をとらせることにする。

 それでも、彼に恨みを持つ犯罪者たちが彼を襲撃して、次々と大事件が起きる始末。堪忍袋の緒が切れた上司は、殺人事件の捜査という名目で、キャラハンを海岸の街・サン・パウロ(ロケ地はカリフォルニア州サンタ・クルーズ)に左遷するのだが・・。

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■映画『ダーティハリー4』の名言

 映画の序盤、キャラハン刑事が常連の飲食店に押し入った強盗を追い詰めた場面。人質に銃を突きつける強盗に、キャラハンは以下の映画史に残るキメゼリフを言い放つ。

 Go ahead, make my day. – 「撃て、望むところだ」

 「Make my day」というセリフは、映画の終盤でもう1回出てくる。原語で鑑賞する人は、聞き逃さないように注意しよう。