かんぱーい! と一杯目に頼むドリンクが多様になってきましたよね。以前は「とりあえず、ビール」と頼んでいた人が大半でしたが、自由にお酒を楽しむ人が増えてきたように感じます。先日、コンビニでお酒を物色していたところ、レモンサワーだけでもノンアルコールも含めて20種類ほどあってビックリしました!

 

今回は、老若男女に愛されるレモンサワーを堪能できる一冊『知れば知るほどおいしい! レモンサワーを楽しむ本』(レモンザムライ・著/Gakken・刊)をご紹介します。

レモンサワーのはじまりは、中目黒

そもそもレモンサワーとは、お酒(甲類・乙類焼酎、ウォッカやジン、日本酒)+炭酸水+「レモン」の3つが揃ったドリンクのこと。一昔前はおじさんの飲み物なんてイメージがありましたが、最近では国産レモンや自家製シロップなど“こだわり”がプラスされ、映える飲み物になっています。あとはEXILEのメンバーが飲んでいるイメージも強いですよね(笑)。そんなレモンサワー、いつどこで始まった飲み物なのでしょうか?

 

レモンサワーは日本独自の文化である。

レモンサワー発祥の地は東京・中目黒の「もつ焼き ばん」(創業昭和33年)だといわれている。

(『知れば知るほどおいしい! レモンサワーを楽しむ本』より引用)

 

EXILEはここで中目黒と繋がってくるのか! と勝手ながら思ってしまいました(EXILEさんたちの事務所LDHは、中目黒にあるんです)。ちなみにレモンサワーの「サワー」は、「爽やか」からきているとのこと! そんな理由だったの!?

 

(広告の後にも続きます)

どれも同じでしょ? と思っているあなたに見てほしい
「レモンサワー味わいチャート」

『知れば知るほどおいしい! レモンサワーを楽しむ本』には、著者であるレモンザムライさんによるレモンサワーの旨い店や、自宅で楽しむためのレモンサワーレシピなどが紹介されています。

 

レモンザムライさんは、2018年に放送された『マツコの知らない世界』で「レモンサワーの世界」に出演され、2023年にはクラフトレモンサワー専門のレモンサワーバーを自由が丘にオープンしています。まさにレモンサワーの第一人者!

 

そんなレモンザムライさんと、年間1000本以上の缶チューハイを飲んでいるストロングおじさん、レモンサワー大好きYouTuberのりおレモンさんの3人で行われた「レモンサワー缶座談会」は、たくさんの方に読んでいただきたいお話ばかりでした。

 

特に注目なのが、3人が17種類のレモンサワー缶を飲み比べて作成した「レモンサワー味わいチャート」。縦軸がレモン果汁の強さ(強めと低め)、横軸が甘さ(強めと低め)でまとめられているので、「今日はさっぱりとしたレモンサワーがいいな〜」という時には、チャートの左下から選べばOK。こんなにいろんな味わいがあるのか、と飲み比べてみたくなります。