「自分自身であることを心地よく歓迎されるよう支援」

ブッキング・ドットコムは、「Travel Proud」プログラムの日本語版の提供開始にあわせ、4月19日に報道関係者向けに本プログラムに関する発表会を開催。

当日は、LGBTQ+ 当事者で自分自身の軸を持ちながらドラァグクイーンとしても活躍するドリアン・ロロブリジーダ、LGBTQ+ 当事者で作家・トラベルライター、クリエイターのカラム・マクスウィガン(Calum McSwiggan)、同プログラムをいち早く導入し、日本初の「Proud Certified」認証を取得している宿泊施設「all day place shibuya」の飯島亮 支配人、Booking.com アジア太平洋地域担当 ローラ・ホールズワース マネージング・ディレクターが登壇。

それぞれの視点からジェンダーやセクシュアリティに関わらず誰もが安心できる旅行の楽しみ方について語った。

「ブッキング・ドットコムにとって重要地域である日本で、好評を博している『Travel Proud』プログラムを開始できることをうれしく思います。

日本において、私たちの予想を上回る申し込みがあったことを受けて、私たちは、すべての人のために、すべての人による、真にインクルーシブな旅のプラットフォームと体験の創造をめざしています。

私たちは、日本の宿泊施設パートナーと協力し、旅行者が日本での旅路で、自分自身であることを心地よく歓迎されるよう支援してまいります。

どこから来ている、誰を愛しているか、どのような自認をしているかに関わらず、すばらしい体験をしてもらいたいと思っています(Booking.com アジア太平洋地域担当 ローラ・ホールズワース マネージング・ディレクター)

「『Proud Certified』の認証を取得することができ光栄に思います。

Travel Proud の認証を受けることで LGBTQ+ フレンドリーな宿泊施設であることをお客様に知っていただけます。

プログラムの前後で、従業員の LGBTQ+ 当事者に対する意識は高まりました。

プログラムを通して、LGBTQ+ 当事者について知ることができたという声もあがっています。

Travel Proud の認証を受けている宿泊施設が増えることを私も望んでいます」(all day place shibuya 飯島亮 支配人)

「私にとっての旅とは、心の洗濯だと思っています。また、旅先の体験が心の栄養補給だと思っています。

私のパートナーは、トランスジェンダー男性です。とくに、海外旅行に行く際にはパスポートの性別と見た目の性別が異なることで多くの不都合を感じています。

当事者にとっても、遠慮ではなく配慮が宿泊施設から感じられることで、旅先での体験が素晴らしいものになると感じています」(LGBTQ+ 当事者 ドリアン・ロロブリジーダ)

「Travel Proud の認証を受けている宿泊施設とそうでない宿泊施設の違いは、LGBTQ+ であることを完全に受け入れられているか、信頼感を感じるかです。

信頼を勝ち取るのは、難しいことですが、Travel Proud の認証を受けた宿泊施設は、毎回自分の期待を上回るような体験ができました」(LGBTQ+ 当事者 カラム・マクスウィガン)

―――ブッキング・ドットコムの「Proud Hospitality」トレーニングと「Travel Proud」バッジは、2021年に始動。

同トレーニングは現在、日本語のほか、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、ドイツ語でも受講が可能。

現在、120を超える国と地域、1万2,000を超える都市に6万5,000を超える Proud Certified 認定取得パートナー宿泊施設がある。

「Travel Proud」プログラムの詳細は、公式サイトへ↓↓↓

https://www.booking.com/proud.ja.html