熟練の職人技を感じる数々のディテール
細部にもたくさんのこだわりが詰まっています。
ワークブーツとしての堅牢さが垣間見れるのが、ステッチワークです。白と黒、2色のステッチが使われていて、アッパーを強固に縫い合わせています。ドレスシューズのようにエレガンスが現れるポイントではないのですが、きちんと丁寧に縫われているのを見ると、「アメリカの職人さんが心を込めて作ってくれているんだなぁ……」なんて思いを馳せてしまいます。
製品名に「モック」とついているように、モカシンタイプのつま先であるのも今作の特徴です。モカ革と外枠革とがキレイに組み合わされているところにも、熟練の職人技を感じます。
グッドイヤーウエルト製法が使われており、履き倒してもソールごと交換できる仕様です。丁寧に研磨されたウェルトや整然と縫われたステッチも見ものですね。
ホコリやゴミが靴内部に入り込みにくいよう、タンは両脇が縫い付けられています。こうしたところも、ワークブーツらしいディテールです。
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【総評】“一生モノ”になるワークブーツだった!
いい歳になってきたからこそ、いいモノだけを手にしたい。「6インチ クラシックモック 」は期待に応えてくれるモノでした。歴史があり、性能も確かで、しかも“若い頃から憧れを抱いていた”という個人的な想いも乗っかっていて。一生モノになる予感がしています。
デニムやチノパンとも好相性なカラーですから、カジュアルなスタイルにマッチしやすいのもいいところ。休日の街歩きが今まで以上に楽しくなりそうです。
問い合わせ:レッドウィング・ジャパン
TEL:03-5791-3280
構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典