3.ひとつの時代感を意識した統一感のあるスーツスタイル|「ファイブワン 銀座本店」店長・泉敬人さん


「ファイブワン 銀座本店」店長・泉敬人さん|前職でカジュアル業界にいたこともあり、フラットな目線でドレススタイルを楽しむ。コーディネイトにヒネりを効かせることが得意

ジャケットのラペルやシルエットから、70年代の空気を感じるスタイル。

「あまり細く見えすぎないように、オーダーするときは肩幅もしっかりとるようにしています。ただ、アメリカ服とは違って、シェイプを効かせるところも作ってメリハリを意識しています」

生地は「ファイブワン」オリジナル

ウール95%、カシミア5%で作った平織り生地は、シワに強いという実用性がありながら“とろみ”も兼備している。

アマノジャクなフレアパンツ

裾に向かって広がるフレアパンツは、ヒネリ好きな泉さんらしい選択。70年代を意識したスタイルにもマッチする。

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4.英国紳士を思わせる質実剛健なスリーピース|「シップス 銀座店」スタッフ・大津賀柊登さん


「シップス 銀座店」スタッフ・大津賀柊登さん|広島県出身の25歳。映像系の専門学校を卒業後、シップスに入社し、横浜店や渋谷店を経て3月からは銀座店に。セカンド初登場

25歳ながらすでに7着ものオーダースーツを所有する大津賀さん。ダークブラウンのスリーピースは英国の老舗生地メーカー「カイノック」の生地を使用しているという。

「メランジっぽく奥行きのある生地感が好みです。英国紳士らしく着こなしたいですね」

英国らしいチェンジポケット

英国調のスーツによく見られるディテール。オーダー時にこだわったポイントのひとつ。

ドレッシーなスリーピースを選択

スーツの中でも最もドレッシーなスリーピース。ベストが入ることで威厳が増す。

(出典/「2nd 2024年5月号 Vol.204」)