セキュア、リアルネットワークスと国内販売でパートナー契約

 セキュアは11月15日、世界最高水準のAI顔認証ソフトウェア「SAFR(セイファー)」を展開するリアルネットワークスと、国内販売でパートナー契約を結んだと発表した。

 リアルネットワークスは、マイナ保険証の読み取り機にも採用された実績のあるAI顔認証ソフトウェアのSAFRを展開している。セキュアは、入退室管理、監視カメラシステムと連携した画像解析システムを展開しており、今回、さらなるDX化推進と質の高いセキュリティソリューションの提供へ向けて、リアルネットワークスと協業することで合意した。

 今後、SAFRを活用したセキュア独自のシステムの開発も進め、店舗や施設など幅広いシーンでの展開を目指す。また、今回の協業を機に、両社のAI顔認証に関するノウハウ・強みを生かしセキュリティと利便性を両立させたシステムの開発を強化するとともに、安心安全でスマートな社会づくりのための課題解決、DXを推進していく。

 SAFRは、ディープラーニングにより膨大な数の顔データを学習した世界最高水準のAIを搭載した高精度、かつ高速の顔認識ソフトウェア。認識精度は99.87%を達成しており、マスクを着用した顔に対しても同様に98.90%の高い認識精度を発揮する。また最近では、ソフトウェア単体で写真や動画によるなりすましを防ぐ生体検知機能を搭載するなど、引き続き世の中のニーズに応えて進化を続けていく。SAFRは、世界中の多くの国や地域で、一般企業から軍や警察に、さまざまな顔認証を用いたサービスを提供している。2022年11月には、日本万引防止システム協会推奨の顔認証に認定された。