インスタなどのステマを見抜く方法4つ

ステマを見抜く方法は下記の通りです。

・情報に具体性が無い場合は注意

・紹介されているURLをチェック

・口コミサイトやブログを比較

・同じ商品をPRしていないかインフルエンサーをチェック

情報に具体性が無い場合は注意

商品やサービスの紹介をしていても、実物の写真がなかったり、実際に使用している風景がない、あるいはいつもとは違う広告っぽい文言を使っている可能性があります。

なので、抽象的な形容詞や広告の文句をそのまま使用したものは気をつけて、本当に使ったことがあるような人にしかわからないことに触れているか見分けてみましょう!

紹介されているURLをチェック

ステマの紹介されているURLは、基本的にアフィリエイトリンクと呼ばれる長いURLの場合が多いです。

しかし、アフィリエイトはステマとは違い情報を隠して宣伝するわけではないので同じようなものと考えるのは注意が必要です。

口コミサイトやブログを比較

同一サイトで同一商品・商品が多数紹介されている場合や、全てが過剰に商品を進めるような内容だった場合ステマの可能性が高いです。

しかし、本人が本当に良い商品で利用している場合があるので、1つの口コミで満足せずにいくつか比較することも大切です!

同じ商品をPRしていないかインフルエンサーをチェック

芸能人やインフルエンサーは、ネットやSNSで高い影響力を持っているため、ブログやSNSで一斉に同じ商品を紹介を始めた場合、ステマの可能性が高いです。

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日本のステマ規制

ステマの事例を見ていくとあくどいやり方ばかりで違法にならないのか…?と思う方も多いと思います。

すでに海外ではステマは違法として「PR」明記ややり取りがあったことなどを公開する義務となっています。

日本の場合ステマはどのような違反ケースとなるのでしょうか。

景品表示法という商品やサービスの品質や内容、価格帯を偽って表示を行う事を規制する法律があります。

法律の中でも主に「優良誤認表示」と「有利誤認表示」があります。

優良誤認表示

商品・サービスの品質を、実際よりも優れていると偽って宣言したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に優れているわけではないのに、あたかも優れているかのうように偽って宣伝する行為。

※引用元:消費者庁

よく見る事例としてインスタが挙げられます。インフルエンサーの影響力を利用して投稿とアフィリエイトサイトで行われている場合があります。

実際に2021年の11月にインスタグラムのバストアップの投稿内容が景品法の違反対象として初めてEC事業者2社に対して措置命令が下されました。

※引用元:消費者庁

有利誤認表示

商品・サービスの取引条件について、実際よりも有利であると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に安いわけでもないのに、あたかも著しく安いかのように偽って宣伝する行為。

※引用元:消費者庁

例えば、普段1万円で販売している実態がないにも関わらず「通常価格1万円のところ本日限り5,000円」といった表示をするケースです。

インスタなどのSNSだけではなく、普段見るようなWEBサイトや紙媒体などにも使われることがあります。

景品表示法に違反すると?

違反すると措置命令が採られ従わなかった場合は、2年以下の懲役又は300万円以下の罰金、あるいはその両方が科せられる可能性があります。