外貨建て保険はやってはいけない?損?積立前に確認すべきこととおすすめ保険3選

外貨建て保険とは、払い込んだ保険料を外貨で運用する保険商品です。



外貨建て保険とは、払い込んだ保険料を、米ドルやユーロなど外貨で運用する「変額保険」の一種。保険料は「保障部分」と「運用部分」に分けて管理され、運用部分は外貨にした上でファンドへの投資が積極的に行われます

つまり外貨建て保険は、「保障」と「投資」の両面を併せ持つ商品。運用成果が大きい場合には払い戻しの額も大きくなりますが、「外貨建て」かつ「投資商品」としての側面があるため、運用実績がマイナスになるリスクもかなり大きくなります。そのため一部ネット上では批判の対象になることもあります。

今回は外貨建て保険が「やってはいけない」のか、運用リスクや積立を開始する前のチェックポイントなどを解説します。

外貨建て保険はやってはいけない?

外貨建て保険を「やってはいけない」と言われる主な理由は、元本割れや為替相場、手数料などのリスクとコストが比較的高いことにあります。



為替リスクとは、外貨建て保険を契約した時点で決まっている保険金額が、為替相場の変動によって円換算した場合に変動することを指します。為替相場が円安になった場合、保険金額が増える反面、円高になった場合は保険金額が減少することになります

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外貨建て保険には「積立投資」としての効果はあるの?

外貨建て保険には積立投資としての効果があります。



外貨建て保険は毎月一定額の保険料を支払うことから、自動的に長期間にわたって投資する積立投資としての側面を持ち、相場の変動リスクを低く抑えられます。変動リスクが抑えられるとはいえ投資なので、運用実績がプラスになれば高い利回りを得ることが可能です。一方、運用実績がマイナスの場合は保険金や解約返戻金の減少リスクも