セカンド誌連載でもお馴染み、シューズインポーター、GMTの名物プレスのミウラシュランさん。コレクタブルではなく、あくまでワードローブの必需品として特定のモデルを集めては履きつぶす。これまでもこれからも、人生をともに歩んでいくと心に決めたマイ・ベスト・スニーカーはずばり、プロケッズのコロンビア製「ロイヤル プラス スウェード」!
「GMT」プレス・ミウラシュランさん|セカンド誌連載でもお馴染み、シューズインポーター、GMTの名物プレス。古着全般に造詣が深く、王道ヴィンテージからカルチャー色の強いものまで、幅広く我流で着こなす
常備スニーカーQ&A
Q1.このスニーカーとの出会い
学生の頃に読んでいた雑誌
Q2.現在のストック数
2足
Q3.その他の主な所有スニーカー
コンバースのワンスター、コンバースのヒールスター
Q4.革靴とスニーカーの割合
革靴 50% スニーカー 50%
若かりし頃の憧れがいまのスタイルの作る。
90年代か2000年初頭くらいまで展開されていたプロケッズのコロンビア製「ロイヤル プラス スウェード」。歴代、ゴールドといわれるイエローやグリーンなど、各色履いてきたが履き潰してしまい、いまではこの2足に
ご存知GMTのプレスとして国内外さまざまなブランドのシューズに接するミウラシュランさんは、いわば靴のスペシャリスト。そんな氏をもって「憧れ」と言わしめるスニーカーがプロケッズの[ロイヤルプラス]だ。
「ファッションに興味を持ち始めた90年代に、藤原ヒロシさんが雑誌かなにかでこの靴を“ラストコロンビア”と銘打って紹介しているのを見てカッケー!って痺れたんです。その記憶がずっと頭の中にあって、15年くらい前にたまたま古着店で見つけた一足を購入。それから履き潰しては買い足してというのを繰り返しながら、履き続けています」
憧れがカタチとなり、実際に履き始めると名作たる所以が見えてきたという。
「この時代ならではの大味なスウェード、厚みのあるソール、そしてデザイン。どれも僕好み。色んなカラーがあるのも魅力ですね。でもいよいよこの時代のもので履ける状態の個体がなくなって来ているので、最近は現行モノも気になっています」
靴紐までボリュームのあるデザインが存在感十分。「コロンビア製はいい意味で野暮ったさが残る靴なのでカラーパンツとの相性は抜群ですね」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)