映像がハイビジョンから4K、そして8Kへと高画質化していったように、音も8Kの領域へ。国産オーディオブランドのfinalから、今までの完全ワイヤレスイヤホンの音の常識を覆す、“8K SOUND”を奏でる新たなフラッグシップモデル「ZE8000」(3万6800円)がfinalより登場。

映像をより鮮明に艶めかしく映し出す8K映像のように、圧倒的な情報量と高精細さから“8K SOUND”と名付けられたサウンドは、新たな音楽体験を与えてくれます。

キレのある音を生み出す“トゥルーベリリウム振動板”を採用した有線イヤホンの「A8000」。そして、平面磁界型の繊細な高域と、ダイナミック型の量感や開放感を“エアフィルムダンピングシステム”で実現したヘッドホンの「D8000」のように、finalの“8000”という番号はエポックメイキングなモデルにのみ付けられるコードです。

今回登場する「ZE8000」も、今までにない革新的な技術を搭載しており、音の情報量を徹底的に高めることで、本来の音の質感を伝える“8K SOUND”と呼ばれる音質を実現しています。

それを可能にしているのが、finalがこだわり抜いて開発したドライバーとデジタル信号処理技術で、ドライバーには超高精度で超低歪な“f-CORE for 8K SOUND”を搭載。直径13mm相当の大口径振動板は、接着剤を使わず特殊シリコンによって挟み込むように固定されているため、超軽量かつ歪みのない正確な振動を伝えることができます。

また、音質を第一に考えて、音楽信号の歪みを低減し、S/N比も向上する(ノイズの影響を受けにくい)“AB級アンプ”や、アンプ部の歪みを抑える“薄膜高分子積層コンデンサ”など、本来完全ワイヤレスイヤホンに採用されることは少ない高価なパーツも搭載しています。

クアルコムの新たなオーディオプラットフォームである“Snapdragon Sound”にも対応しており、aptX Adaptiveでハイレゾ音源を楽しむことができるなど、音質に一切の妥協はありません。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能にもこだわっていて、独自開発のアルゴリズムによって、通常ANCにありがちな音のこもりや、耳への圧迫感を解消。心地よい静寂の中で自然な音を楽しめます。なお、ANC以外には、風のノイズを抑える“ウインドカットモード”、周囲の音も聴こえる“ながら聴きモード”、音量を抑えて周囲の音を拾う“ボイススルーモード”を切り替え可能です。

めずらしいのが専用アプリの「FINAL CONNECT」によって使える“ボリュームステップ最適化”で、本来スマホなどで使う時には大雑把にしか変更できないボリュームを、自分が選んだ一部分のみ細分化して微妙な調整が可能に。ちょうどよいボリュームで音楽を楽しめる便利な機能です。

ステム部に高級感のあるシボ塗装仕上げの施された筐体は、特徴的なデザインをしていますが、装着部は耳への圧迫感が少ないコンパクト設計。耳に触れるところはすべてシリコン製のイヤーピース(全5サイズ)で覆われているため、やさしく、しっかりと耳にフィットします。

その他の機能としては、通話時に自分の声のみをハッキリ伝えるビームフォーミング機能、アプリを使ったイコライザーの調整、IPX4の生活防水などを搭載。連続再生時間はイヤホン単体で最大約5時間、充電ケース込みで最大約15時間。5分で約45分の音楽再生ができる急速充電にも対応しています。

完全ワイヤレスイヤホンの音の概念を変えてしまうかもしれない、イヤホン好きも音楽好きも要注目の「ZE8000」。カラーはブラックとホワイトの2色で、12月16日より発売予定、現在予約受付中です。

>> final「ZE8000」

<文/&GP>

 

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