テレビの視聴環境を整える分配器と分波器。

名前も見た目もそっくりですが、何に使うかは全然違うので選ぶときに注意が必要です。

今回はそんな分配器と分波器について、違いや選び方について紹介します。

◆分配器と分波器の違い

分配器は主に一つのアンテナで複数のテレビを見たい場合に使用します。

一方、分波器は、お部屋にアンテナ端子が1つで、地デジもBS/CSも見たいというときに使用します。

詳しく見ていきましょう。

◆分配器の役割

分波器は入力された電波を同じ周波数で複数に分ける機器です。

分配器は、一つのアンテナで複数のテレビを見たい場合や、テレビやレコーダーにそれぞれのケーブルをつなぎたい場合に使用します。

なお、分配器で分配した電波は、分配数に応じて弱くなることがあります。

◆分波器の役割

室内にアンテナ端子が1つしかない場合は、地デジ放送と衛星放送の電波が一つに混在しています。

この状態では、そのままテレビなどに接続することができません。

分波器を使えば、地デジとBS/CSの電波を分けることができます。

◆分配器と分波器の選び方

分配器と分波器を選ぶときに、着目すべき点は記事本編で7つ紹介しています。

それが「4K・8K対応」「出力端子の本数」「ケーブル一体型」「ノイズや信号劣化の対策」「通電型の種類」「ケーブルの接続方式」「環境への優しさ」です。

例えば、4K・8Kの映像を視聴したい方は、4K・8Kに対応した分配器・分波器を選ぶ必要がありますし、映したいテレビの数だけ出力端子の数が必要です。

また、ノイズや信号劣化の対策が施された分配器も存在します。

さらに、環境へ配慮した製品も販売されています。

◆まとめ

記事本編では詳しく分配器と分波器の違いや選び方のポイントを解説していきます。

購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

詳しくは「家電小ネタ帳」をご覧ください。