「Web3.0活用の事業開発」に約9割が意欲を示す。一方で、“人材・リソース不足”に課題を抱える企業も

Web3.0での「分散管理によるセキュリティレベルの向上」に7割が期待

「Web3.0」とは、インターネットの新たな形を表す概念で、「分散型インターネット」とも呼ばれている。このWeb3.0に関して、企業はどのような期待を寄せているのだろうか。まず、同社は「Web3.0の実現により期待するポイント」について質問している。すると、「分散管理による、セキュリティレベルの向上」が68.2%で最も多く、以下、「クリエイターエコノミーの発展」が55.5%、「仲介組織を介さず直接企業と取引ができる」および「Webが現実の国家やOSの制限から開放される」が共に50.9%となった。

自由回答からは、「プラットフォームという概念を取り払ったコスト削減」や「ブロックチェーン普及による新規領域への期待」などの声があがった。

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Web3.0の活躍分野は「ゲーム」や「金融」の他に「セキュリティ」なども

続いて、同社が「今後、Web3.0はどのような分野で活躍が期待できると思うか」を尋ねると、「ゲーム」が65.5%で最多だった。以下、「金融」が57.3%、「セキュリティ」が53.6%、「組織運営」が47.3%と続いた。