探し物をひと目で見つけられる【Windowsキー+Tab】を試してみて!

パソコンにはさまざまなショートカットキーが存在する。ショートカットキーとは、複数のキーを組み合わせて入力することで、パソコン上の操作を簡単にする機能のことだ。かなりの数があるので、すべて覚えるのは至難の業だが、自分が頻繁に行う操作のショートカットキーだけでもおさえておけば、業務のスピードは格段にあがる。

2022年10月21日に投稿された、みっちー|パソコンに詳しい人@mittii_bizさん「Windowsを使っている人は【Windowsキー+Tab】を一緒に押してみてください。さっきまで開いていたファイルをさがす手間が省けますよ。」というツイートには、多くの「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。

【Windowsキー+Tab】は何のショートカットキー?

では、パソコン上で実際に【Windowsキー+Tab】のショートカットキーを入力すると、どのようなことが起こるのだろうか。実は【Windowsキー+Tab】は、タスクビューを表示するショートカットキーで、こちらを実行すると起動中のアプリケーションを一覧で見ることができるのだ。

(Image:Alberto Garcia Guillen / Shutterstock.com)

一度使うと、もはやなしではいられないショートカットキー

タスクビューはWindows10から導入された機能である。皆さんも、多くのファイルやフォルダをデスクトップ上で開くと、それらが重なってしまって、どこに何があるかわからなくなった、という経験をしたことがあるはずだ。そのような事態になった場合、今回、ご紹介したタスクビューを表示することで、探しているファイルやフォルダを一目で見付けることができる。

タスクバーの左にあるボタンでも、タスクビューへの切り替えは可能だが、【Windowsキー+Tab】のショートカットキーを覚えておけば、一瞬でタスクビューを表示できて非常に便利だ。

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【Windowsキー+Tab】と【Alt+Tab】の違いとは?

このツイートを読んだツイッターユーザーたちからは、「開いていたファイルがワンクリックでどこかに消えることがあるので、探す手間が省けますね」と、デスクトップ上で行方不明になったファイルを探すのに使いたいとの声や、「これ覚えてから、効率がグッと上がりましたね」「今やってみたところ、かなり使えそうなことが判明しました」「一気に一覧で見れるのは便利ですよね」など、【Windowsキー+Tab】のショートカットキーを絶賛する声が数多く寄せられている。

しかし、リプライ欄には「私は【Alt+Tab】ばかり活用しています!!」とのコメントもあがっていた。【Alt+Tab】も、タスクの切り替えを行うショートカットキーである。

【Windowsキー+Tab】と【Alt+Tab】では、何が違うのかも簡単にご説明しておこう。【Alt+Tab】では、タスクの切り替えのみが行えるのだが、【Windowsキー+Tab】の場合は、仮想デスクトップの切り替えも可能なことに加え、キーを長押ししなくても切り替え画面が消えない。

ご自身のWindowsパソコンで、ぜひ両方試してみて欲しいのだが、【Alt+Tab】の上位互換が【Windowsキー+Tab】という認識で問題ないだろう。