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●イーロン・マスク氏がTwitter社買収
米電気自動車大手・テスラ社のCEOイーロン・マスク氏が、10月28日までにTwitter社を総額440憶ドル(約6兆6,000億円)で買収することを銀行との会合で約束したと、ロイター通信が報じている。
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元々は4月にTwitter社と買収合意され株主の承認も得ていたが、その後はマスク氏が買収撤回を表明するなど、二転三転している。
10月に入り、買収議論は加速し、いよいよ秒読み段階となっている。果たして買収はスムーズにいくのだろうか?
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●買収を巡る騒動
マスク氏は今春、現状のTwitterでは自由な発言が展開されていないと批判しており、新たなSNSの立ち上げを検討していることをツイートしていた。
一方で、2022年1月からTwitter株を買い進め、3月には証券取引員会への報告義務がある5%を超えている。
その後買収を発表したのだが、7月に偽アカウントの多さを理由に撤回を表明。8月にはTwitter社のデータセキュリティに関する内部告発があり、それも買収撤回理由となっていた。
それに対してTwitter社は、マスク氏による一方的な契約解除を不服として訴訟を起こしており、買収の撤回はマスク氏にとってもリスクとなっていた。