電源タップがあると一度に接続できる機器の数が増えてとても便利です。

しかし、あまり知られていませんが、一言に電源タップと言っても様々な種類があります。

そこで今回は、状況に応じてどんな電源タップが向いているか、選び方を紹介していきます。

今回紹介する選び方は8つです。

◇1つ目、ケーブルの長さで選ぶ。

延長コードタイプには、3mや5m、10mなどの長さがあり、電気機器を設置したい場所に設置することができます。

必要な長さぴったりだとコードが張ってしまい抜けやすくなってしまうので、必要な長さプラス50cmを目安に選ぶと良いでしょう。

◇2つ目、USBポート付きの電源タップを選ぶ。

USBポート付きの電源タップを選べば、アダプタなしで、スマホやタブレットの充電ができます。

スマホ、タブレット、電気機器を一ヶ所にまとめることができるので、場所の有効活用にもつながります。

◇3つ目、節電に有効な個別スイッチ付きの電源タップを選ぶ。

差し込み口ごとにオン・オフのスイッチが付いていて、使わないときは電源を切っておくと、節電になります。

節電のためにコンセントを抜き差しする手間がなく、節電の意識の高い人には便利でしょう。

◇4つ目、トラッキング防止機能付きの電源タップを選ぶ。

トラッキングとは、コンセントの内部にたまったホコリが原因となり、コンセントを接続した際に発火してしまい、火災が起きる現象のことです。

トラッキング防止機能付きの電源タップには、コンセントプラグの根元に絶縁キャップが付いていて、ホコリへの通電を防止しします。

◇5つ目、雷ガードタイプの電源タップを選ぶ。

落雷が発生した際に、パソコンやスマホがコンセントに繋いだままの状態だと、大切なデータが破損してしまう可能性があります。

雷ガードタイプの電源タップは、雷による急激な高負荷の電圧の上昇を、1回のみ、防いでくれます。

◇6つ目、差し込み口が多い電源タップを選ぶ。

自宅に電気機器が多い人は、差し込み口が多い電源タップを選ぶと良いでしょう。

ただし、一度に使う電力量が1500Wを超えると、ブレーカーが落ちたり、発火などの原因になりますので注意しましょう。

◇7つ目、マグネットタイプの電源タップを選ぶ。

マグネットタイプの電源タップは、デスクの横や裏などに固定して、配線をうまく隠すことができます。

設置する場所によっては、ホコリなどの混入を防げて、トラッキングの防止にもなるでしょう。

◇8つ目、抜け止め防止タイプの電源タップを選ぶ。

抜け止め防止タイプの多くは、差し込んだ後にプラグをひねるとロックがかかります。

プラグが抜けないように固定しておけば、いきなりプラグが抜けた場合に、パソコンやゲーム機などのデータの損傷が起きることを防ぐことが可能です。

今回は電源タップの簡単な選び方を紹介しました。

記事本編では詳しく電源タップの用途別の選び方を紹介しています。

電源タップの特徴を理解して使用用途にあった製品を購入できるといいですね。

詳しくは「家電小ネタ帳」をご覧ください。