クォーツ式の腕時計は電源が必要ですが、時を刻む精度は高いもの。一方、電源がなくても駆動する機械式腕時計は、精度はクォーツ式に比べてやや劣るものの、内部が多数の部品で構成されておりクォーツ式にはないロマンがあります。

その両方の良さを併せ持った腕時計がKnot(ノット)から登場。それが、自家発電するスポーツウォッチ「オートチャージ スポーツ SAC-40S」(3万8500~4万700円 ストラップ別売り)。自動巻きと呼ばれる機械式腕時計は、日常的に腕を振る動作でムーブメント内のローターが回転してぜんまいを巻き上げ、そのぜんまいがほどける力で駆動する仕組みですが、こちらはローターが回転することで自家発電し、クォーツを作動させる2次電池ユニットに給電する“オートチャージムーブメント”を搭載しています。

“オートチャージムーブメント”のポイントは環境に左右されないところ。クォーツ式の腕時計の中には、電池だけでなくソーラー充電できるものもありますが、この製品は光がない場所でも手を振るだけで充電可能。しかもクォーツ式なので、時刻が正確です。

一定期間使わない場合に自動で針の動きを止めて充電残量を温存し、再び使う際は2振りすれば再起動できる“クイックスタート”機能も搭載。充電式の腕時計にありがちな、一度充電が切れてしまうとすぐに使えない、なんてことが起こりません。

プッシュボタンを押してバッテリー残量を確認できるパワーリザーブ機能も装備。秒針が進んだ距離で残量を表し、5秒進むと残量約2日、10秒で約7日、20秒で約1カ月、30秒で約6カ月(フル充電)を示します。

高い防水性を確保できるネジロック式リューズも搭載。水の流入を防げるため、日常生活だけでなくウォーターアクティビティでも着用できます(20気圧防水)。

逆回転防止ベゼルも装備。このほか、ドットインデックスや時針・分針・秒針、ベゼルの12時位置に蓄光塗料を塗布しており、暗闇の中でも心配は不要。

ケースは厚みがあり、随所にソリッドな加工が施された武骨なデザインが特徴。裏蓋はシースルー仕様で、ローターの動く様子を確認できます。

環境に配慮したサスティノシリーズのため、裏蓋の周りにはサステナブルな世界への願いを込めて、吉祥文様の“青海波”をモチーフとしたデザイン入り。サイズは直径40×厚さ11.5mmで、重さは60g、カラーは全6色です。

アウトドアだけでなく、ビジネスカジュアルにもフィットしやすいオールラウンダーな腕時計。ストラップをその日の気分やファッションに合わせて気軽に変更できる点も、ノットならではのメリットです。使い勝手の良い自家発電スポーツウォッチなら、オンオフ問わず活躍を期待できますよ。

>> Knot

<文/&GP>

 

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