もう忘れない!お薬手帳をスマホアプリで管理する
こんにちは、ライターの加賀です。
日中は暖かいと思ったら夜中に冷え込んだり、寒暖差が激しいこの時期は体調を崩して病院に行く機会も多いですよね。僕だけかもしれませんが、病院へ行くときにいつもつきまとうのは「お薬手帳を忘れる」問題。財布と保険証はきちんと持って行くのですが、具合が悪いとお薬手帳を用意することまで頭が回らなくて、ついつい忘れてしまって……。受付の方から言われる「お薬手帳はお持ちですか?」の一言にいつもハッとして、バツが悪そうに「家に置いてきちゃいました……」と返しています。ところが、今ではアプリがお薬手帳代わりになるという衝撃的な情報を耳にしました! 確かに通院のときにしか持ち出さないお薬手帳と違って、スマホは肌身離さず持ち歩いているし合理的ですね! 今回はそんな「お薬手帳」として使えるアプリをご紹介します。
薬剤師さんに画面を見せるだけでOK! 「お薬手帳プラス」
「お薬手帳プラス」日本調剤の電子お薬手帳アプリ 日本調剤が提供している「お薬手帳プラス」は、処方されたお薬や病院の情報などを記録してくれるアプリ。スマホやパソコンから自分のお薬の記録を見ることができます。 そして、スマホにこのアプリを入れておけば、もう紙のお薬手帳を持って薬局まで行く必要はありません! 紙のお薬手帳を見せるのと同じ感覚で、薬剤師さんにアプリの画面を見せるだけでいつも通りお薬を処方してもらえちゃうんです。 しかも、このアプリは薬局で渡される服薬情報の用紙に載っているQRコードを撮影するだけで、自分のお薬の情報が登録できてしまうという優れもの。簡単なうえに、わざわざ自分で手打ちする必要がないので、入力ミスや抜けなども防げます。 ちょうど花粉症の薬を貰いに病院へ行く予定なので、アプリのダウンロードからお薬をアプリに登録するまで実践してみたいと思います!1.準会員登録をする
アプリをダウンロードしたら、まずはトップ画面から「会員登録」をタップして、メールアドレスとパスワード設定しましょう。 登録を終え、「お薬手帳プラスをすぐ利用する」をタップすると、基本的な機能がすぐに使えるようになります。2.薬局で服薬情報の用紙をもらう
今回は花粉症の薬が欲しいので耳鼻科へやって参りました。 日曜日診察&花粉症シーズン真っ只中ということもあり、院内は大混雑でしたが、無事に診察を終え処方箋をもらいました。 これを持って薬局まで向かいましょう。 ▲近くの薬局に来ました。 処方箋を受付に渡すところまではいつもと同じですが、この次がポイント! 「お薬手帳はお持ちですか?」と聞かれたら、「アプリのお薬手帳を使っています」と答えましょう。これで確実にQRコードが入った服薬情報の用紙を用意してくれます。 ▲無事にお薬と服薬情報の用紙をゲット! 薬局によっては「アプリのお薬手帳を使っている」と伝えないと、画像のようなQRコード入りの服薬情報の用紙を発行してくれないところもあるので注意しましょう。3.アプリに服薬情報を登録する
QRコード入りの服薬情報用紙を用意したら、トップ画面から一番上の「お薬手帳」をタップ。 表示された画面の「QR読み込み」をタップしましょう。 服薬情報のQRコードをカメラで読み込みます。 「登録に成功しました」と表示されたら完了です。 ▲お薬手帳一覧をチェックすると、バッチリ服薬情報が反映されています。 これで一連の流れはOKです!
お薬情報の自動登録や健康コラム…本会員登録でより便利なお薬手帳に!
準会員の状態でもお薬手帳は使えますが、本会員登録を済ませると、なんと薬局で薬を受け取るたびに服薬情報を自動で入力してくれるんです! 「うっかり入力するのを忘れちゃった…」なんてことも防げそうですね。自動入力の対象は日本調剤で受け取ったお薬に限るのですが、かかりつけの薬局が日本調剤系列という方は本会員登録をしない手はありません。本会員登録をするには、日本調剤系列の薬局で「本会員登録用番号」を発行してもらう必要があります。 ※詳しくは各薬局へお尋ねください。 「本会員登録用番号」と、保険証に載っている「保険者番号」または「認証コード」を登録すると、登録完了です。
本会員になると、他にも通院記録などを記入できるカレンダーや、薬の飲み忘れを防ぐアラーム機能など便利な機能が使えるようになります。 こころのストレスチェックが受けられる「健康コンテンツ」や、血圧や体重を記録できる「健康記録」など、日々の健康管理に役立つ機能が盛りだくさん。 定期的に更新される、専門家による健康コラムも読みごたえがあります。