「Instagramのビジネスアカウントって何がいいの?」

「どういう人が切り替えるべき?」

ビジネスアカウントへの切り替えを検討しているものの、個人アカウントとの違いや切り替え方すらわからない方も多いのではないでしょうか。先に結論をお伝えすると、ビジネスでインスタを運用している方は切り替えるのがマストです。

この記事ではInstagramのビジネスアカウントの特徴から切り替え方、効果的な活用方法まで解説します。この記事を読めばInstagramで成果を上げる第一歩につながるはずです。

Instagram(インスタ)のビジネスアカウントとは?

インスタのビジネスアカウントとは、いわゆる企業向けのアカウントのことをいいます。サービスを宣伝したり、認知度を高めたりするためにも役立つアカウントとして注目を集めています。

Instagramのアカウントには、通常の個人アカウントのほかに「プロアカウント」があります。このプロアカウントには「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類があります。

「個人アカウント」との違いは大きく3点

ビジネスアカウントと個人アカウントの大きな違いは3つ。ビジネスプロフィール、Instagramインサイト、広告出稿です。それぞれ解説します。

1. ビジネスプロフィール


ビジネスアカウントに切り替えると、プロフィールに「メールアドレス」「住所」「電話番号」を登録できるようになります。タップすると直接連絡できるので、問い合わせ数アップが期待できます。

2. Instagramインサイト

インサイトとは、フォロワーの居住エリアや年齢層、性別、アクセスした時間帯などがグラフで表示される機能のこと。

また、各投稿のインプレッション数やリーチしたアカウント数なども確認できるので、投稿の効果測定などに役立ちます。Instagramを効率的に運用したい場合は、インサイトが必要不可欠です。

3. 広告出稿

通常、Instagramの広告はFacebookの広告管理ツールから配信します。一方、ビジネスアカウントに切り替えると、Instagramで自身が投稿した投稿画面の「投稿を宣伝」から簡単に広告出稿ができるようになります。

目的や予算、ターゲット、期間などを設定し、効果的な広告を出稿しましょう。

「クリエイターアカウント」との違い

次に、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントとの違いを紹介します。こちらも大きな違いは3点。設置できるボタンの種類、各ボタンの表示・非表示を変更、ダイレクトメッセージの受信箱の数です。

選択可能なカテゴリこそ大きな違いはありますが、機能自体はそこまで大きな違いはありません。それぞれ解説します。

1. 設置できるボタンについて

ビジネスアカウントの場合、プロフィール欄に設置できるボタンは「電話」「メール 」「道順」「予約する」の4種類です。対してクリエイターアカウントで設置できるボタンは「電話」「メール」の2種類のみ。

自身の営業形態に合わせ、さまざまなボタンでInstagramのフォロワーを直接アクションさせられる点が、ビジネスアカウントの魅力のひとつです。

2. 各ボタンの表示・非表示を変更

クリエイターアカウントのみ、カテゴリと連絡先のボタンの表示・非表示を変更できます。 この機能を活用すると、他のユーザーからアカウントを見たときに個人アカウントと同じ見た目にすることが可能です。

3. ダイレクトメッセージの受信箱について

クリエイターアカウントのみ、プライベート用の受信箱と、ファン専用の受信箱に分けられます。

ビジネスアカウントにかかる料金はなし

これだけ多くの機能を利用できるビジネスアカウントですが、すべて無料で利用できます。通常の個人アカウントにも簡単に戻せるため、気軽に利用できる点が魅力です。

一方、非公開アカウントにはできない点がデメリットに挙げられます。集客のために使うのであれば、非公開にするケースは少ないと思いますが、念の為注意してください。

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Instagram(インスタ)のビジネスアカウント設定手順

ここまでビジネスアカウントの基本事項を解説してきました。次にビジネスアカウントの設定手順を確認します。

1.右上の3本線→設定→アカウント→プロアカウントに切り替えるをタップ

2.必要事項を入力

必要事項をすべて入力したらビジネスアカウントへの切り替えが完了です。5分もあれば切り替えられるので、気軽にお試ししてみてください。