「貯蓄から投資へ」と言われて久しい昨今。貯蓄金額の大小に関わらず、資産運用について知っておいて損はありません。本連載では、資産運用のプロフェッショナルである長谷川学さんが率いるIFA Leading(以下、IFAL)で実際にサポートを受けている方々の本音を伺います。


IFALの代表・長谷川学さん、担当の加藤映美さん

第4回にご登場いただくのは、以前勤めていた会社で付与されていたストックオプション(事前に決められた価格で自社株を取得できる権利)により資産を築き、現在はアーリーリタイアをしているという南良一さん(仮名)。IFALではそんな南さんのポートフォリオを構築し直し、資産運用のサポートを行っているそう。担当の加藤さんも交え、長谷川さんが話を聞きます。

会社で付与されたストックオプションが、数年後に数億円の資産に

長谷川さん

どうしてストックオプション制度を利用し始めたのですか?

南さん

新卒で入社した会社にストックオプション制度がありました。ストックオプションを付与された時は、あまり深く考えていませんでした。

その後自身が勤めていた会社が上場したことにより、結果的に多額の資産になりました。その時は驚きでした。


ストックオプションによって、多額の資産を築いた南良一さん(仮名)

長谷川さん

もともと株式にご興味があったのでしょうか?

南さん

いえいえ、全く。なので株の評価額も気にしていなかったのですが、年に2回くらい、会社が株の状況をお知らせしてくれるんです。そこで株の評価額が上がっているのを知る感じでした。

長谷川さん

軽やかな気持ちでストックオプション制度を利用されていたのですね。最終的には、どのくらいの資産を築けたのでしょうか?

南さん

10年くらい前にその会社は退社したのですが、最終的にストックオプションの権利を行使したのは2000株ほどでした。上場後株式分割を何度かする中で、株価は数十倍も上昇し、1億円以上の価値になっていました。それを知った時はさすがに震えましたね……。

長谷川さん

そこで売却益を得るわけですね。

南さん

はい。一部の株を売却し、3000万円の住宅ローンの返済に充てました。残りの株は、時間を経て株価がまたさらに上がり、最終的に数億円の資産となりました。


南さんが現在の資産を築くまでの経緯を聞く、長谷川さんと加藤さん

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IFALを選んだのは、人生がより豊かになれそうだったから

 長谷川さん

築いた資産は、どう運用しようと考えたのでしょうか?

南さん

1000万円を元手にして、まずは自分で株を買ってみました。個別株を購入して運用してみても、やっぱりうまくいかないんですよね。100万円くらいすぐに損してしまいました(苦笑)。

長谷川さん

個別株は難しいですよね……。

南さん

本当に(笑)。だから早々に諦めました。資産運用の知識がなかったので誰かに頼ろうと思って、お金のプロに相談できるオンラインサービスを利用してみたところ、IFAの存在を知ったんです。
それで資産家とIFAのマッチングサービスに登録したら、最初に連絡をくださったのが、今ご担当してくださっている加藤さんだったんです。


「資産運用で伴走し、お客様が人生を全力で楽しむためのサポートをしたい思っています」と加藤さん

加藤さん

それが2022年の春頃でしたよね。まずはオンラインで資産状況をヒアリングさせていただきましたが、当時南さんは別のIFAも何社か検討されていたんですよね。

南さん

おっしゃる通り、IFA3社で検討していました。なぜIFALさんにお願いすることを決めたかというと、最初のヒアリングで株以外の資産や今後の生活について聞いてくれたのが、加藤さんだけだったからです。

加藤さん

そうだったのですね。当時の南さんの資産状況を確認させていただき、資産運用についてのご不安や悩み、それから今後のライフプランについてもお伺いしました。

南さん

何歳の時にどのくらい資産を持っておきたいか、車を買い替える予定はあるのか、年間にどのくらいお金を使うのか。そういったことを細やかにヒアリングしてくださって、即座に現状と将来の資産の算出をしてくれたんですよね。お金のことなので遠慮がちにされるより、資産状況を正しく把握してくれようとしてくれた。僕にとってはこれが非常によかったんです。


「正しい提案をしていただくため、自分の資産状況をしっかりと把握していただきたかった」と、南さんは当時を振り返る

加藤さん

ありがとうとございます。ヒアリング後は、実際に運用するポートフォリオを提案させていただくのですが、南さんは保有している株を一度に全部売るのではなく、一部は引き続き保有して、その上で全体のリスク管理を適切にしながらご運用をされたいというご意向でしたよね。

南さん

はい。数年前にアーリーリタイアしていたので、大きなリスクは負いたくないことをお伝えしました。僕の人生にとって豊かなことは何か。それを考えたら、人と会うことが最も大事。そこにはお金を使っていきたいということをお話したりして。

加藤さん

はい。運用で定期的な収入を得て、人と会うことやご旅行、趣味などにお金を使いたいというお話しもお伺いしました。そのため運用の軸としては、インカムゲイン(利金収入)を定期的に得ることができる社債を、長期で価格変動のリスクを許容しながら複利で増やしていきたいご資産は分散投資のポートフォリオをご提案しました。


ここで長谷川さんは、上司や代表として南さんに問いかけます

長谷川さん

ぜひ忌憚のないご意見を伺いたいのですが、加藤のサポートはいかがでしょうか?

南さん

リスクの管理もしっかりしてくださっているので、加藤さんのサポートを受けてから、資産運用の不安はなくなりましたね。
もちろん、全てがプラスに転じるわけではありませんが、自分ひとりで運用するより遥かに信用できる。いつも壁打ち相手になってくれるし、柔軟に対応していただいています。