SELFは、ChatGPTとの相互連携システム「SELFBOT」において、オリコと共同で企業の問い合わせ業務の効率化とサービス向上を推進することに合意した。

本取り組みにおいては、宣伝広告の企画販売や各種物品販売を展開しているオリコのグループ会社であるオリコ ビジネス&コミュニケーションズとSELFが販売代理店契約を締結し、3社で共同して加盟店や取引先企業に対し「SELFBOT」の導入を進めていくとしている。

「SELFBOT」の主な特徴

「SELFBOT」は、社内・社外問わず「お問い合わせ業務」の効率化に貢献するChatGPT連携AIチャットボットサービス。主な特徴や機能は以下の通り。

特徴1:LLM(大規模言語モデル)とRAG(検索拡張生成)の技術をいち早く導入
Word/PDF/PowerPointなどのドキュメントやWebサイトのURLを登録するだけで学習し、即座に設定が完了する。ほとんどのフローをAIで対応できているのは、国内でも有数。

特徴2:社外向け・社内向けAI、どちらにも対応が可能
一つの管理画面で「社外向け」「社内向け」AIチャットボットのどちらも対応可能。設定管理がスムーズで、AI活用を効率的に促進することができる。

特徴3:回答精度を高めるための独自機能を開発
学習精度を高めるための独自チューニング、ユーザーセグメントごとに情報を使い分け可能なシステムなど、SELF独自の回答精度を高める機能を有している。

特徴4:他社にない、使いやすさを追求した操作画面
管理者向け設定画面は、直感的な操作が可能で、専門知識は不要。ユーザー向けの利用画面は、引用情報のプレビュー表示、関連するワード提案など独自のユーザビリティ機能も有している。

今後について

「SELFBOT」は、現在多くの企業から好評を得ており導入が進んでいる。今後はより回答精度を高める機能を拡充する計画をもっているとしており、さらに「自己改善が可能なチャットボット」を目指し、さらなるお問い合わせ業務の効率化に貢献するとのことだ。

また、今回の取組みはオリコが加盟店や取引先のデジタル化支援を推進するとともに、顧客が抱えるさまざまな課題に対し、適切なソリューションを提供する取り組みの一貫として実施するものであり、SELFも、「SELFBOT」のさらなるサービスアップデートを通じて、本取り組みの一助となるよう貢献するとしている。