仕事のモチベが上がらない理由、2位 雰囲気/人間関係が悪い、1位は?【ビズヒッツ調べ】

仕事をする上で重要になるのが、モチベーションの保ち方だろう。当人のやる気にかかわらず仕事はこなさなくてはならないが、モチベーションが低ければ効率が悪く、ミスにもつながりかねない。それでは、どのような状況がモチベーションに影響を及ぼすのだろうか。

不満や苦手意識、体調不良などがモチベーション低下の要因



当てはまる要素が多い場合は、転職も検討した方がよいかもしれない(「株式会社ビズヒッツ」調べ)

株式会社ビズヒッツの調査によると、仕事のモチベーションが上がらない要因として、一番多いのは「仕事内容に興味がもてないとき」であった。作業が単調であったり業務が退屈だったりすると、労働意欲が低下してしまうようだ。また、意義が見いだせない仕事や苦手意識がある業務も同様にモチベーションが保ちにくい。

2番目に多く挙げられたのは「雰囲気・人間関係が悪いとき」で、社内の雰囲気が悪いとそちらに気を遣ってしまい、仕事に集中しづらくなってしまうとのこと。同じ社内でも性格や価値観の不一致はよくあることだが、露骨にギスギスした雰囲気を発してしまうのは、周囲にも悪影響を与えてしまう。トラブルが発生したときなども、できるだけ不機嫌さを表に出さず、冷静に対処するほうが周囲からの信用を勝ち取れるだろう。

「体調が悪いとき」に働くモチベーションが下がるという声も多く、とくに、睡眠不足や疲労がたまっているときはやる気が出ない人が多いようだ。肉体的な疲労はもちろんだが、精神的な疲労も集中に大きくかかわるため、日頃のストレス管理に注意したいところだ。

(広告の後にも続きます)

モチベーションが上がらないときは何をする?



上司やクライアントから自分の成果が認められるときにやりがいを感じる人が多い(「株式会社ビズヒッツ」調べ)

仕事内容や社内の雰囲気などによっては労働意欲の低下につながることがわかったが、反対に仕事のモチベーションが高まるのはどのような状況だろうか。最も多くの意見が集まったのが「評価・感謝されたとき」。上司やクライアントから自分の成果が認められるときに、やりがいを感じる人が多く「少し褒められただけでも、かなりモチベーションに影響する」という声も。「仕事がうまくいっているとき」という人も多く、主観・客観問わず好調なときは、仕事への意欲も高まるのかもしれない。



集中できない状態で仕事をしても効率が悪いので、気分転換や休息が大切だろう(「株式会社ビズヒッツ」調べ)

最後に、皆が取り組んでいる「仕事へのモチベーションが上がらないときの対処法」を紹介。圧倒的多数だったのが「気分転換を試みる」で、休憩時間などに「ゲームをする」「カフェに行く」「音楽を聴く」などによって、気持ちを切り替えているようだ。

第2位の「自分にご褒美を用意する」も有効なようで、休日の予定を立てたり、帰りにデザートを買ったりなど、モチベーションにつながるものを考えることで、自分を奮い立たせている人が多い。

仕事へのモチベーションは良くも悪くも変動しやすい。多少のミスでも気分は落ち込み、何気なく言われた褒め言葉が自分のエネルギーになることもあるだろう。自分だけでどうにかできないこともあるので、サポートし合える仲間やストレス発散に付き合ってくれる人が重要になるだろう。

出典元:【Biz Hits

By OTONA LIFE