●4.米2月消費者物価指数(CPI)の総合は前年比+6.0%上昇、前月+6.4%を下回り、8カ月連続で縮小した。(フィスコ)

 1)総合CPIの伸び率は鈍化したが、原油価格・自動車価格の低下が要因である。

 2)変動の大きい食品やエネルギーを除いたコア物価指数は前年比5.5%上昇、特に住居費が前年比+8%と大きな伸びを示した。コアCPIは前月比+0.5%と予想+0.4%から上回り、インフレ圧力の強さを意識させた。コアCPIの予想を上回る上昇を受け、FOMCに利上げ圧力が掛る。

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●5.格付け会社ムーディーズ、米銀見通し「ネガティブ」、SVB破綻でリスク高まる(ロイター)