アルカナ R.S. LINE MILD HYBRID(画像: ルノー・ジャポン発表資料より)

 ルノー・ジャポンは24日、「アルカナ R.S. LINE MILD HYBRID」を12月1日に発売すると発表した。クーペテイストを取り入れたSUVスタイルで、力強い走りと燃費の両立が特徴だ。

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 アルカナは、2019年にロシアでデビュー。翌年に欧州市場への投入が始まり、日本市場でのデビューは2022年になった。近年のSUVのトレンドであるクーペスタイルを取り入れており、エレガントな見た目ながらパワフルに走れるコンパクトSUVだ。今回はマイルドハイブリッド搭載の最新モデルが、ラインアップに加わる。

 マイルドハイブリッド版のアルカナは、1.3L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。これにBSGと呼ばれる補助モーター、12Vリチウムイオンバッテリーを合わせた。ハイブリッドシステムの追加により、力強さと低燃費の両立が可能である。

 高速道路や坂道では、SUV特有のパワフルな走りが可能だ。一方で減速時の発生エネルギーはバッテリーに蓄えられ、発進や加速時に、エンジンアシストとともにモーター駆動へ使われる。

 また無駄な燃料消費を抑える仕掛けも揃った。ストップ&スタート機能や、安定走行時のエンジンオフを行うクルージング機能などだ。

 ほかにもパワフルなトランスミッションに注目したい。電子制御7速AT(7EDC)によって、エンジンのスペックを引き出す。パドルシフトを使えば、ドライバーの意思に沿った走りが可能だ。街乗りから高速走行まで、幅広いシチュエーションで満足できるだろう。

 安全面でも車線中央のポジションキープを助けるレーンセンタリングアシストや、衝突被害を避けるためのアクティブエマージェンシーブレーキなどを搭載。アルカナ R.S. LINE MILD HYBRIDの価格は、で399万円(消費税込)。