<懐かしのデジタル家電> 2001年12月のOS市場、前月発売のWindows XPが上位を独占

 今回は2001年12月のOS市場を取り上げる。当時、BCNが収集したデータによると、タイトル別上位のTOP10のうち6タイトルを01年11月発売のWindows XPが占めた。当時はTOP10に入ってはいないものの、LinuxやB-TRONなども売れていた。

 01年12月におけるOSのタイトル別TOP10では、9タイトルがWindowsだった。特に前月に発売になった「Windows XP」の色々なエディションがランクインしている。最もシェアが高かったのは「Windows XP Home Edition Upgrade」で32.2%。次いで「Windows XP Professional Windows2000USER特別限定UPG」が21.4%だった。この2タイトルで過半を占める状態で、Windows XPへの期待感のあらわれとも言えるような初動となった。唯一Windows以外の「Mac OS X 10.1(J)」は01年9月に発売になった製品でPuma(ピューマ)と呼ばれていた製品。

 OS別の販売本数シェアでもWindowsの比率が最も高く87.7%。Macは8.5%に過ぎなかった。他にも当時は色々なメーカーがLinuxを販売していたこともあり、3.3%を占めた。その他には、DOS/Vや国産OSのB-TRONが含まれていた。