タテ落ち、ヒゲなど、生地の濃淡がよりはっきりと。雰囲気出てきてうれしい。

ただ着用頻度を多くするというだけで、特別なことは何もしていないけれど、ほぼ毎日、半年以上穿くことで、しっかりと色落ちしてくれている。タテ落ち感がはっきりとしてきただけでなく、フロントのポケット周りや腿の内側に出てきたヒゲ落ちもはっきりとしてきた。本人的にはイイ感じになってきたと大満足である。

腿のフロント部分はもっとも変化がわかりやすい場所。膝部分は生地が膨らんだのは前回同様。上下に白い点が連なるタテ落ちが増え、膝が当たるところは白っぽくなってきた。穿き込んでますねと言われるレベルにまで成長したような。

フロントポケット周りから腿の内側にかけてヒゲ落ちがはっきりと確認できるように。フロントの前立て部分も中にあるボタンのおかげで色落ちが進行して表情が出てきた。縫製糸のオレンジ色とのコントラストもイイ感じ。

コードバンのロングウォレットを常に入れている右側のバックポケットは、はっきりとウォレットのカタチに色落ち。とくにポケットの内側下部分は接触する回数が多いせいか、かなり色落ちが進行した。

生地にクセが生まれてヒゲ落ちもはっきりしてきたフロントポケット周り。とくにフロントポケット口は縫製のパッカリングが出てきて表情のある色落ちが確認できる。タテ落ちもはっきりと確認できる。

普段使っているバックパックが当たるせいか、背面のベルトループのダメージはさらに進行(涙)。といっても切れる心配はなさそう。よく見ればベルトで締め上げている腰帯の色落ちがかなり激しくなっているではないか。悪くないね。

アメリカのヴィンテージミシンであるユニオンスペシャルを使ってチェーンステッチで仕上げた裾はパッカリングと色落ちがさらに進行。セルビッジ付きのサイドシームのアタリも出てきて、まるでヴィンテージジーンズのようになってきた。

このモデルのみ特別仕様になっているライトオンスデニムを使ったポケットスレーキもうっすらとタテ落ちしてきてることが判明。半年以上、ほぼ毎日穿いているけどスレーキ自体はダメージ無しというのもうれしい。

【基本データ】

トータル穿き込み期間:約9カ月

穿き込み頻度:週6日程度

トータル洗濯回数:5回