5月1日(水)~6日(月)の6日間にわたってNHKが展開する「2024 君の声が聴きたい」プロジェクトの主な放送ラインナップが解禁された。
「2024 君の声が聴きたい」©NHK
NHKが2022年度から展開している、子どもや若者の幸せについて考えるプロジェクト「君の声が聴きたい」。きっかけは、2020年のユニセフの調査で、日本の子ども・若者の「精神的幸福度」が先進38か国中37位だったこと。また今年日本財団が行った「18歳意識調査」でも、ほかの国に比べて将来に希望や夢を持っている若者の割合が少ないなど、気になるデータも発表されている。
さらに、コロナ禍も重なった今、若い世代の願いや不安を大人が受け止め、必要な施策を講じることが必要なのではないかと考え、これまでに約2万人の声に耳を傾けてきた。「2024 君の声が聴きたい」 では、5月1日(水)~6日(月)の6日間にわたってNHK総合、Eテレ、NHK FMの各放送波の特性を生かしながら、若者たちのリアルな声に耳を傾けるキャンペーンを展開。
本格的なスタートは5月1日(水)放送の『あさイチ』から。親子を見つめ直すためのキーワードとして「アタッチメント」(愛着)をとりあげる。3日(金)の午後9時30分からは『LIFE!春 君の声が聴きたいSP』を放送。キャンペーンのプロジェクトメンバーである内村光良を中心に、子どもたちの声にコントで応える特別企画など、拡大版で届けていく。
4日(土)は「君の声が聴きたい SPECIAL DAY」として終日各放送波でさまざまな特集を企画。NHK総合では「親子を見つめ直す」、Eテレでは「性・ジェンダー」をテーマに終日、特別編成を実施する。NHK FMでは『君声ラジオ』というタイトルで、日中から夜にかけて3部構成で若者のリアルな声に耳を傾ける特集番組を編成。また『君声ラジオ』では、NHK MUSICのYouTubeチャンネルで独自コンテンツを配信し、若者へのタッチポイントを増やすことを目指す。
さらに、4日(土)の夜は『君の声が聴きたい presents ライブ・エール 2024』を放送。毎年夏に放送してきた大型音楽番組『ライブ・エール』と「君の声が聴きたい」が融合し、より一層スケールアップした形でお届け。また、『ライブ・エール 2024』では今年1月の能登半島地震で被災した地域の高校生たちを取材し、復興に向け少しずつ歩み始めた地域の若者たちに歌でエールを送る。
内村のコメント、プロジェクトメンバーの出演番組情報、プロジェクトの主な番組は以下を参照。
内村光良 コメント
今、電車やバスに乗ると ほとんどの人がスマホを見ています。
ニュースや動画を観たり、ゲームをしたり…。
私が若い頃はほとんどがスポーツ新聞か文庫本でした。
情景は大きく変わりました。
ネットの情報が蔓延しているこの時代。
今の若い人たちはどう感じ取っているのか知りたいです。
何に悩み 何に希望を見出しているのか。
皆さんの声が聴きたいです。
「君の声が聴きたい」。今年もどうぞよろしくお願いします。
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