今回はお好み焼き業界を代表する8ブランドに寄せられた2万件の口コミを分析しました。

「業界平均」や「各ブランドの評価比較」に加え、口コミコム の新機能である外国語口コミ分析を用いた「外国人の方の口コミ評価」についても解説しています。

業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。


調査対象

本調査は、お好み焼きチェーン上位8ブランド(※国内店舗数)を対象に行いました。

  • 鶴橋風月          株式会社 イデア
  • 千房            千房ホールディングス株式会社
  • 喃風            株式会社喃風
  • 道とん堀          株式会社 道とん堀
  • 錦わらい          株式会社 治元
  • 偶             株式会社偶コーポレーション
  • どんどん亭              Miコーポレーション株式会社
  • 徳川            今井観光株式会社
  • (広告の後にも続きます)

    調査結果

    ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。

    お好み焼きチェーンの平均評価は★3.56。★5が約26%を占め、★1は約11%。


    ▲お好み焼きチェーンの平均評価は★3.56。★5が約26%を占め、★1は約11%。

    調査対象期間におけるお好み焼き業界8ブランドのGoogleマップの口コミ数は19,067件、平均評価は★3.56でした。

    ★5が約26%を占め、★1は約11%という構成です。

    口コミ数が多く評価も高いのは「千房」


    ▲口コミ数が多く評価も高いのは「千房」

    2023年の実績において、平均と各ブランドを比較すると、「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価」ともに「千房」が最も高い数値を示しています。

    一方で「道とん堀」、「偶」は「平均評価」、「1店舗あたりの口コミ数」共に平均を大きく下回る結果となりました。

    味以外にもサービスやランチで評価を得ている「千房」

    ▲味以外にもサービスやランチで評価を得ている「千房」

    口コミの中で頻出するキーワードを多い順に並べ、そのキーワードがポジティブに語られている割合を示しています。

    「店員」、「美味しい」、「注文」といったKWの言及数が多く、「店員」/「注文」といったサービス面でのKWのポジティブ率が高くありません。

    平均と比較して良いスコアを獲得していた「千房」は、サービス面が平均を上まっていることに加え、「焼きそば」、「ランチ」といったKWも相対的に良い評価を得ていることがわかります。

    お好み焼き業界の外国語口コミ割合は約13%

    ▲お好み焼き業界の外国語口コミ割合は約13%

    2023/1/1〜2023/12/31における日本語平均評価が★3.34に対し、外国語平均評価は★3.97となり、他業界同様に外国人は日本人よりも高い評価をつける傾向があるようです。

    外国人の口コミを集めることで、店舗全体の平均評価を引き上げることができるといえます。

    外国語での評価を得られている「道とん堀」


    ▲外国語での評価を得られている「道とん堀」

    評価で明暗が別れた「千房」と「道とん堀」を比較しました。

    外国語比率は圧倒的に千房の方が高いですが、外国語のスコアに関しては「道とん堀」の方が高いです。

    「道とん堀」に関しては評価の高い外国語の口コミをさらに集めることで全体の評価改善に繋がると考えられます。

    各ブランドの「強み」「弱み」がキーワードから明らかに


    ▲各ブランドの「強み」「弱み」がキーワードから明らかに

    「口コミコム 」では言語別に口コミの分析が可能です。

    英語での評点が高い「道とん堀」の英語の口コミと日本語の口コミでそれぞれ頻出するキーワードを抽出し、ポジティブ/ネガティブ比率を調査しています。

    この分析で各言語圏で、何が評価され、何に不満なのかが明るみになります。

    自社での分析を希望される方や調査内容の詳細をご覧になりたい場合は、弊社までお問い合わせください。