宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年11月14日、JAXAの宇宙飛行士による国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在についての発表を行いました。【2023年11月14日12時】

【▲ 2回目の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在が決定した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉宇宙飛行士(Credit: JAXA)】

JAXAによると、大西卓哉宇宙飛行士が2025年頃にISS長期滞在を行うことが新たに決定しました。大西飛行士は金井宣茂宇宙飛行士や油井亀美也宇宙飛行士とともに2009年にJAXA宇宙飛行士候補に選抜され、2011年7月にISS搭乗宇宙飛行士として認定。2016年7月~10月にかけて第48次/第49次長期滞在クルーの一員としてISSに約113日間滞在しており、今回発表されたのは大西飛行士にとって2回目のISS長期滞在となります。

【▲ 2回目の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に備えて訓練を行っている宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也宇宙飛行士(Credit: JAXA)】

また、2023年6月の時点でISS長期滞在の決定がすでに発表されていた油井飛行士について、JAXAは滞在時期が2024年頃から2025年頃に変更されたことをあわせて発表しました。油井飛行士は2015年7月~12月にかけて第44次/第45次長期滞在クルーの一員としてISSに約142日間滞在しており、2回目のISS長期滞在に向けて訓練を行っています。

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Source

JAXA – JAXA宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在について

文/sorae編集部