美容に関するリクルートの調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』が、15~69歳の男女1万3,200人を対象に美容室・理容室の利用に関する実態調査を行いました。

コロナ禍で減少した女性の美容サロン利用回数が回復傾向にあるとともに、男性は過去最高の利用金額を記録。特に男性は「パーマ」の利用が増加しているなど、美容意識の高まりが背景にあることが分かりました。

【女性】美容サロン利用回数がコロナ禍を経て回復

コロナ禍の影響で女性の美容サロン利用回数は減少していましたが、最新の調査によれば、その傾向が変わりつつあります。

2021年には女性の年間利用回数が4.12回に低下しましたが、2022年には4.15回(前年比0.7%増)、2023年には4.32回(前年比4.1%増)まで回復するなど、美容への関心が再び高まっていることを示唆しています。

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【男性】美容サロン利用金額が過去最高、パーマ利用が増加

男性も美容への意識が高まっており、1回あたりの利用金額が4,658円を記録するなど過去最高を更新しています。

特に注目すべきは、男性のパーマ利用が前年から増加していることです。パーマは髪型をデザインするだけでなく、髪のボリュームやまとまりに悩む男性にとって助けとなっており、その利用率は増加傾向にあります。

パーマスタイルは、若年層が好むおしゃれなスタイルから社会人向けのナチュラルなスタイルまで多様で、男性の美容市場に多くの選択肢を提供しています。


▲男性の美容室利用金額:株式会社リクルートプレスリリース