アダストリアは3月21日、アダストリアを完全親会社とし、ゼットンを完全子会社とする株式交換を実施すると発表した。



ゼットンは5月30日付けで上場廃止の予定だ。

アダストリアは、衣食住という言葉に表現されるように、消費者のライフスタイルの中で「食」は「衣」と並んで大きな領域であり、アパレルの枠を超えて生活のあらゆる場面で多様なライフスタイルを提案するため、飲食事業の拡大を検討していた。

ゼットンは、ハワイアンレストランのアロハテーブルをはじめ、ビストロ・和食バル・エスニック・バーなどの運営、アウトドアコンテンツ、ブライダル事業などを提供している。アダストリアが飲食事業を立ち上げた2017年10月下旬から、経営陣を中心に交流があり、両社は2021年12月14日付で両社は資本業務提携契約を締結した。

アダストリアはゼットンの株式を51.0%保有。連結子会社化していた。

今回、ゼットンを完全子会社とすることで、スピーディーな経営判断の下、アダストリアグループの有する商品開発やマーケティングのノウハウ、人材、資金力、国内外のネットワークの経営資源をより一層活用したい考え。

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