【今週のニュースまとめ】「PayPayチャージ残高は戻せるか」に注目が集まる! 「EOS Kiss」や「ポータブルソーラー蓄電器」も

【今週のニュースダイジェスト】 5月5~11日の期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、PayPayに間違ってチャージしてしまった残高を戻せるかどうかについて取り上げた記事だった。また、キヤノンの「EOS Kiss」、「ポータブルソーラー蓄電器」に関連した記事も読まれた。「AIチャットの比較」「超PayPay祭」がテーマの記事も関心が高かった。

●「間違ってチャージ」してしまった



 会計時にPayPay残高が足りず、あわてて間違った金額をチャージしてしまった経験はないだろうか。1000円チャージするするつもりが、桁を間違えて1万円など。こんな時、紐づけた銀行口座などに出金・払い戻しできるPayPay残高は、個人認証(eKYC)が必須の「PayPayマネー」だけだ。逆に言えば、個人認証されていないそのほかのPayPay残高は、出金・払い戻しができない。

 PayPay残高には、「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」「PayPayポイント」「PayPayボーナスライト」の4種類があり、このうちPayPayマネーだけ出金・払い戻しが可能。本人確認(eKYC)が必須で、本人確認後の銀行口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してチャージしたPayPay残高となる。(BCN・細田 立圭志)

(広告の後にも続きます)

●終息間近で販売激減



 レンズ交換型カメラをマニアの手から解放し「普通の人」に普及させた一大ブランド、キヤノンの「EOS Kiss」が終わる。同社のエントリーモデルにはKissブランドを冠することが多かったが、新製品は2020年11月発売の「EOS Kiss M2」が最後。この3月に発売したエントリーモデル「EOS R50」からはKissの名前が消えた。販売状況を見てもKissが終息に向かっているのは明らかだ。全国2300店舗の実売データを集計するBCNランキングで明らかになった。

 キヤノンのレンズ交換型カメラのうち、Kissシリーズが販売台数に占める割合は、過去3年に限っても最高で75.8%に上った。しかし、この3月には39.7%と4割を下回った。販売金額でも最高の6割超から32.1%と半減した。キヤノンはドル箱ブランドKissから卒業しようとしている。Kissに別れを告げ、誰を招き入れるのか。次世代のカメラはどんなものなのか。トップシェアメーカーの「次の手」に期待したい。(BCN・道越一郎)