カスタマーサクセスに向いている人はどんな人?

カスタマーサクセスが向いている人として、以下のような方が挙げられます。

・論理的・客観的に物事を分析できる人

・積極性がありリーダーシップを取れる人

・コミュニケーション能力が高い人

・自社の商品サービスの向上に熱意を持って取り組める人

以上のように、分析力・コミュニケーション能力・やる気などあらゆるスキルが求められます。

カスタマーサクセスは自社の商品サービスについて深く理解し、そして顧客の不満や悩みを聞き取ったうえでより良い商品サービスを提供することが主な仕事です。

これらの業務を通して顧客の成功体験を演出していく必要があるため、こまめなサポートや商品サービスの現状、そしてこれからを考えていく分析力は重要なスキルです。

もちろん以上のスキルを、最初から持ち合わせていると言える人は少ないかもしれません。

以上のスキルは現場で働きながら伸ばしていけるものばかりなので、まずは興味のある業界のカスタマーサクセス部門に挑戦することから検討するのも良いでしょう。

カスタマーサクセスに向いている人を詳しく解説!スキルを伸ばすにはどうすれば良い?

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カスタマーサクセスが活躍する業界はどこ

カスタマーサクセスが活躍できる業界として、主に2つが挙げられます。

以下ではカスタマーサクセスの将来性が高い、活躍を期待できる業界を2つご覧ください。

IT業界

IT業界が提供する商品サービスは、買い切り型ではなく定額制で長く利用し続けてもらうことが売上に直結するものが多いです。

ソフトウェアはパッケージよりもWebやクラウド上からのダウンロード型が増えており、販売済みのサービスも、必要に応じてアップデートすることが当たり前になってきました。

そのためサービスの利用継続率はもちろん、アップデート内容を検証するうえでも、顧客の悩みや疑問を聞き出すカスタマーサクセスの存在は欠かせません。

特にSaaS企業が提供するWebサービスは利用継続率が重要な意味を持つため、IT業界ではカスタマーサクセスを配置する企業が増えていくと考えられます。

Web業界

個人向けのメディアやサービスを提供するWeb業界でも、カスタマーサクセスは重要性が高いといえます。

クラウド型サービスやサブスクリプションサービスを提供する企業は特に、顧客の利用定着率が売上に直結するでしょう。

サブスクリプションサービスをはじめとした定額制のサービスは、顧客がいつでもサービスを解約できるからこそ、解約されないためのフォローやサポートが重要です。

多くの場合、顧客は悩みや不満を抱えたら、窓口や運営に相談するのではなく解約を選んでしまいます。

だからこそ、能動的に顧客の不満や悩みを聞き出し、それを素早くサービスに反映する対応力があれば、提供サービスの価値は何倍にも高まるでしょう。

そのため利用継続率の高さが求められるWebサービスを提供する企業でも、カスタマーサクセスの重要性・将来性は高まっていくと予測されます。