スペースシャトルを監視!?「白い未確認飛行物体」NASAも困惑した写真とは
2011年5月、NASAは国際宇宙ステーション利用補給ミッション「STS-134」として、スペースシャトル「エンデバー号」の最後の打ち上げに成功。
その打ち上げ後、スペースシャトルから撮影された動画に奇妙なものが写り込んでいると話題に……。
こちらの動画、3分33秒から注目。
スペースシャトルから切り離されて落下する燃料タンクの横に、一瞬白いものが写り込んでいます。
一部の都市伝説やUFOファンの間では、この物体は「ホワイトナイト衛星」と呼ばれているそう。1960年にアメリカ海軍によって発見された謎の飛行物体「ブラックナイト衛星」と共通点があることから、この名前で呼ばれているようです。
「ブラックナイト衛星」に関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらをご覧ください!
■13,000年前から地球を監視!?「謎の黒い物体」NASAの写真に衝撃
スペースシャトルに近づく謎の物体
そんな謎の飛行物体「ホワイトナイト衛星」ですが、なんと1991年の写真にも似たようなものが写り込んでいます。こちらはスペースシャトル「アトランティス号」の9回目のミッション「STS-43」の際に撮られたもの。画像の下部を拡大してみると……。
スペースシャトルの尾翼付近に、奇妙な物体が確認できます。色は真っ白で、米粒のような不思議な形。この写真の数秒後に撮られたものも、見てみましょう!
写真を比較すると、謎の飛行物体はスペースシャトルにどんどん近づいてきているようです。その姿はまるで、人間たちの動きを監視しに来たかのよう。これは一体何なのでしょうか。もしかして、ホワイトナイト衛星を捉えた決定的瞬間!?
謎の飛行物体の正体は?
この画像が載っているページの「Features(特徴)」という欄を見ると、そこには「DEBRIS?(デブリ?)」というコメントが。
デブリとは宇宙ゴミのこと。宇宙開発に伴い年々数が増えていることから、写真に写り込んだのではないかと言われています。
しかし、NASAのコメントをよく見ると「デブリ?」と疑問符が付けられており、はっきりと正体は分からないようです。
これは、ホワイトナイト衛星が写り込んでしまったものだったのでしょうか。それとも、「他の何か」が捉えられた瞬間だったのでしょうか……。
宇宙にはまだまだ人類の知らない秘密がたくさんありそうですね!
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