年金いくらもらってる？みんなの貯蓄額も調べてみたら…

2022/08/07 09:56

「老後の生活には2,000万円の貯蓄が必要」ともいわれていますが、ここまで貯金を蓄えるのはなかなか厳しいもの。年金だけではギリギリの生活を強いられてしまう人も多く、息子に支えてもらったり、生活保護を考えたりしないといけないことも……。

そんな中、年金生活を送る人たちのリアルな声を調査した以下の動画が「すごくためになる」と注目を集めています。

リアルな年金生活を調査！　年金の受給額や貯蓄額はいくら？

今回紹介するのは、FNNプライムオンラインが公開しているこの動画。年金のほかに、老後の仕事や子どもとの同居は必要なのか、といった生活面での問題にも踏み込んでいます。

■年金の受給額はいくら？

街中で年金額を調査したところ、「130,000円くらい」「70,000円くらい」「44,000円」と人によって大きな差が。なかでも同居する息子の扶養に入っている65歳女性は、思っていたよりも受給額が低かったことにショックを受けたそう。いまは同居する息子たちが住宅ローンを支払うなど、生活を支えてくれているといいます。

また、69歳元公務員の受給額は1か月約15万円と高い水準ではありますが、「今後なにがあるかわからない」という不安から夫婦ともにまだ働いているそうです。

■賢いテクニックを活用する人も

年金をもらい始める年齢を遅らせて、月々の年金額を増やしている人も。例えば、65歳で1か月5万円がもらえる人の場合、もらう時期を70歳に遅らせることで1か月7万円に。75歳に遅らせれば月9万円になります。

また、若いころに積み立てていた個人年金が満期になり、利子がついて戻ってきたお金が老後の蓄えになっていると語る人もいました。早いうちから老後の計画を立てておくことの重要さがわかります。

■貯蓄はいくら？

取材班は貯蓄額についても調査。この動画によると、1,000万円から1,500万円ほどの貯蓄がある人が多いよう。しかし、貯蓄があるといっても健康上の理由でお金が必要になるケースもあるため、多くの人が不安を抱えながら生活している厳しい現状。いざ年金生活が始まってから「若いころにあんなことをしなければ……」と後悔の声も聞こえてきます。

街の人のリアルな生活がわかるこの動画。一度チェックしておくことをオススメします。